藁しべ長者(シマグチ)

概要

藁しべを道で拾い味噌屋に行くと、味噌屋の人が「それをくれ」と言った。「これはただではあげない。その味噌と替えるならやってもよい」と言って、この味噌と替えた。昔は、味噌を売るときに芭蕉の葉に包んで売っていたから、それを藁で結ぶわけさ。それから鍋を修理するナービヌクー(鋳掛屋)に行くと、「お前の味噌をくれ」と言った。「これはただではやらん。その鉄(かに)と替えるのだったら味噌をやる」と言った。昔は、鍋を修理するときに、火をおこして炭火で鉄を溶かしてから、こんなして土で作ってある物を垂らして鍋の穴をふさいでくっつけてから、そこを生山芋で押しつけて味噌をくっつけて擦って冷ましていた。それで味噌は鋳掛屋も必要だから、味噌と鉄を替えたわけ。それから、またこの鉄を持って鍛冶屋に行き、鉄で小刀を作らせた。昔は女達が苧を紡ぐときに小刀を使っていたから、その小刀を売って、売った金でまた鉄を買って小刀を作って、こんなして儲けたという話。

再生時間:4:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O220187
CD番号 47O22C008
決定題名 藁しべ長者(シマグチ)
話者がつけた題名 藁しべ長者
話者名 山城光次郎
話者名かな やましろこうじろう
生年月日 18921122
性別
出身地 沖縄県大宜味村田嘉里
記録日 19830303
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田嘉里T08A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく) わらしんぶーよ
伝承事情 小さい頃、夜集まっていろんな話を聞いた。
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P93    
キーワード 藁しべ,道で拾う,味噌屋,味噌と替える,鍋修理するナービヌクー(鋳掛屋),鉄(かに)と替える,鍛冶屋,小刀を作る,小刀を売るって儲けた
梗概(こうがい) 藁しべを道で拾い味噌屋に行くと、味噌屋の人が「それをくれ」と言った。「これはただではあげない。その味噌と替えるならやってもよい」と言って、この味噌と替えた。昔は、味噌を売るときに芭蕉の葉に包んで売っていたから、それを藁で結ぶわけさ。それから鍋を修理するナービヌクー(鋳掛屋)に行くと、「お前の味噌をくれ」と言った。「これはただではやらん。その鉄(かに)と替えるのだったら味噌をやる」と言った。昔は、鍋を修理するときに、火をおこして炭火で鉄を溶かしてから、こんなして土で作ってある物を垂らして鍋の穴をふさいでくっつけてから、そこを生山芋で押しつけて味噌をくっつけて擦って冷ましていた。それで味噌は鋳掛屋も必要だから、味噌と鉄を替えたわけ。それから、またこの鉄を持って鍛冶屋に行き、鉄で小刀を作らせた。昔は女達が苧を紡ぐときに小刀を使っていたから、その小刀を売って、売った金でまた鉄を買って小刀を作って、こんなして儲けたという話。
全体の記録時間数 4:35
物語の時間数 4:28
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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