運玉義留と王様の黄金枕(シマグチ)

概要

運玉義留が王様と黄金の枕を取るという賭をする。運玉義留は何日何時に、王の黄金の枕を取りに行こうとしていると、王様は、「今日は運玉義留が私の枕を取りに来るというから、そこら辺を厳重に警戒しろ」と弟子達に言った。運玉義留は、何日何時に黄金の枕を取りに行くからと、ニシンダ(西平)と相談していた。その日、これはすぐ屋根に上って、雨はじ(軒)にクバ(笠)を下げてから、屋根から青豆をサラサラ落とした。それを聞いて、「今日は雨降りだから、もうこれは来ないさ」と言って、王様は寝ついた。また、下男達は、運玉義留が来たらいつでも合図できるようにと、法螺を枕の側において休んでいた。それで、運玉義留は考えて、こんなしたわけ。「もう今日は雨降りだ」と言って、下男達もみんな寝ているわけ。王様の枕を取りに入った運玉義留は、王様が寝ているところに入って、寝ている王様の耳に少し水を垂らした。「ちぇ、鼠めが小便をひっかけたな」と、王様が枕から頭をもち上げた隙に、運玉義留は枕を奪い取って、「どうだ」といって飛び出た。そしたから、王様は置いてあった槍を取って「ハイッー」と突いた。運玉義留がさっと退いたので、槍は柱突き止まった。運玉が「もう少しでしたね」と言ったので、槍を抜いてもう一度刺そうとしたが、運玉義留は逃げて行った。それで、みんなで追いかけて行くと、首里のリングムイの蓮の葉の下の水の中に入って竹管で息をしながら隠れていた。王様の弟子達は皆、「運玉義留が逃げたぞー」と言って、これを殺そうとどこもかも探すが、探せない。もう後は諦めて、夜が明けてから探そうと、もう一度リングムイに来て、「もう見つからないねえ」と言って、蓮の葉を運玉義留の代わりに突いたようだ。そしたら、この蓮の葉から血が出た。運玉義留はそこに竦んでいて、その時に運玉義留は殺されたって。

再生時間:6:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O220185
CD番号 47O22C008
決定題名 運玉義留と王様の黄金枕(シマグチ)
話者がつけた題名 うんたまぎるー
話者名 山城光次郎
話者名かな やましろこうじろう
生年月日 18921122
性別
出身地 沖縄県大宜味村田嘉里
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田嘉里T07B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 運玉義留,王様,黄金の枕,賭,屋根に上る,雨はじ(軒),クバ(笠),屋根,青豆,雨降り,下男達,法螺,耳に水,鼠の小便,槍,柱,首里,リングムイ,蓮,竹管,弟子達
梗概(こうがい) 運玉義留が王様と黄金の枕を取るという賭をする。運玉義留は何日何時に、王の黄金の枕を取りに行こうとしていると、王様は、「今日は運玉義留が私の枕を取りに来るというから、そこら辺を厳重に警戒しろ」と弟子達に言った。運玉義留は、何日何時に黄金の枕を取りに行くからと、ニシンダ(西平)と相談していた。その日、これはすぐ屋根に上って、雨はじ(軒)にクバ(笠)を下げてから、屋根から青豆をサラサラ落とした。それを聞いて、「今日は雨降りだから、もうこれは来ないさ」と言って、王様は寝ついた。また、下男達は、運玉義留が来たらいつでも合図できるようにと、法螺を枕の側において休んでいた。それで、運玉義留は考えて、こんなしたわけ。「もう今日は雨降りだ」と言って、下男達もみんな寝ているわけ。王様の枕を取りに入った運玉義留は、王様が寝ているところに入って、寝ている王様の耳に少し水を垂らした。「ちぇ、鼠めが小便をひっかけたな」と、王様が枕から頭をもち上げた隙に、運玉義留は枕を奪い取って、「どうだ」といって飛び出た。そしたから、王様は置いてあった槍を取って「ハイッー」と突いた。運玉義留がさっと退いたので、槍は柱突き止まった。運玉が「もう少しでしたね」と言ったので、槍を抜いてもう一度刺そうとしたが、運玉義留は逃げて行った。それで、みんなで追いかけて行くと、首里のリングムイの蓮の葉の下の水の中に入って竹管で息をしながら隠れていた。王様の弟子達は皆、「運玉義留が逃げたぞー」と言って、これを殺そうとどこもかも探すが、探せない。もう後は諦めて、夜が明けてから探そうと、もう一度リングムイに来て、「もう見つからないねえ」と言って、蓮の葉を運玉義留の代わりに突いたようだ。そしたら、この蓮の葉から血が出た。運玉義留はそこに竦んでいて、その時に運玉義留は殺されたって。
全体の記録時間数 6:27
物語の時間数 6:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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