フサチヤームッチー(シマグチ)

概要

昔は7月になるとフサチヤームッチーといって、15かいくつか奇数をのせて(お皿に)お供えしていた。私が実母に「なんでこの餅はこんなに小さく作ってお供えするのか」と言うと、母は「いえば身寄りのない落ちこぼれ者に自分たちの分をやられはしないか、とられないようにと、かわりのフサチヤームッチーをお供えするのだという。「自分たちの元祖は子や孫がいろんな物をお供えするから、どうぞ早く持っていきなさい」という意味らしい。落ちこぼれ者たちは、それがないのでそうするのだという話。さとうきび等も先祖はかついでいく。しかし今は、それはやらないでダンゴを供える。(大城初子談)フサチヤームッチーはミンヌクーだと聞いた。(金城ハル談)フサチヤームッチーは庭に捨てる。落ちこぼれ者たちに持っていきなさいという意味だという。自分たちの分を取られないためだという。それは沖縄全体でではなかったかと思う。(野里清子談)

再生時間:1:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O220128
CD番号 47O22C006
決定題名 フサチヤームッチー(シマグチ)
話者がつけた題名 フサチヤームッチー
話者名 大城初子 金城ハル 野里清子
話者名かな おおしろはつこ きんじょうはる のさときよこ
生年月日 19141011 19060331 19041211
性別 女 女 女
出身地 沖縄県大宜味村謝名城
記録日 19810503
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村謝名城T06A18 T06A19 T06A20
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 7月,フサチヤームッチー,奇数,お供え,身寄りのない者,落ちこぼれ者,ダンゴを供える,ミンヌクー
梗概(こうがい) 昔は7月になるとフサチヤームッチーといって、15かいくつか奇数をのせて(お皿に)お供えしていた。私が実母に「なんでこの餅はこんなに小さく作ってお供えするのか」と言うと、母は「いえば身寄りのない落ちこぼれ者に自分たちの分をやられはしないか、とられないようにと、かわりのフサチヤームッチーをお供えするのだという。「自分たちの元祖は子や孫がいろんな物をお供えするから、どうぞ早く持っていきなさい」という意味らしい。落ちこぼれ者たちは、それがないのでそうするのだという話。さとうきび等も先祖はかついでいく。しかし今は、それはやらないでダンゴを供える。(大城初子談)フサチヤームッチーはミンヌクーだと聞いた。(金城ハル談)フサチヤームッチーは庭に捨てる。落ちこぼれ者たちに持っていきなさいという意味だという。自分たちの分を取られないためだという。それは沖縄全体でではなかったかと思う。(野里清子談)
全体の記録時間数 1:28
物語の時間数 1:25
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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