
この城は今帰仁から攻められたというが、今帰仁とは親しい関係にある。しかし(今帰仁から)攻められたということである。そのとき、妃と子供は(今でも妃ユーヤというのがあるが)その妃ユーヤーに避難させた。そして、「城に旗が揚がっている間は自分は健在で城が落ちていないと思い、旗がなくなれば城は落ちたと思いなさい」と言われた。それから、妃は毎日毎日、妃(ウナジャラ)エーヤーという所から眺めていた。そして、旗がなくなると、危険を感じてもう駄目だということで、今帰仁の親元に行こうと、子供を連れて行った。その途中、羽地の仲尾ハンテナムクという所があるが、そこの田圃にさしかかったところで、行商人に会った。敵はこの妃と子供を生かしてはおけないということで、ずっと(妃と子供の)後を追ってきた。そして、行商人に「それらしい人と会わなかったか」と(敵が)聞くと、「妃と子供は討たれた。そこに葬られた」と、行商人は答えた。それから後の時代になってから、そこへ、その骨を取りに行って、按司墓に納めた。
| レコード番号 | 47O220113 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C005 |
| 決定題名 | 城(グシク)の攻め落としの話(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | 城(グシク)の攻め落としの話 |
| 話者名 | 大城茂子 |
| 話者名かな | おおしろしげこ |
| 生年月日 | 19211219 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村謝名城 |
| 記録日 | 19810503 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T05B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 母方の祖母から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 城,今帰仁,攻められた,妃と子供,ユーヤーに避難,旗が揚がっている間は健在,旗がなくなれば城は落ちた,妃(ウナジャラ)エーヤー,羽地の仲尾ハンテナムク,田圃,行商人,按司墓 |
| 梗概(こうがい) | この城は今帰仁から攻められたというが、今帰仁とは親しい関係にある。しかし(今帰仁から)攻められたということである。そのとき、妃と子供は(今でも妃ユーヤというのがあるが)その妃ユーヤーに避難させた。そして、「城に旗が揚がっている間は自分は健在で城が落ちていないと思い、旗がなくなれば城は落ちたと思いなさい」と言われた。それから、妃は毎日毎日、妃(ウナジャラ)エーヤーという所から眺めていた。そして、旗がなくなると、危険を感じてもう駄目だということで、今帰仁の親元に行こうと、子供を連れて行った。その途中、羽地の仲尾ハンテナムクという所があるが、そこの田圃にさしかかったところで、行商人に会った。敵はこの妃と子供を生かしてはおけないということで、ずっと(妃と子供の)後を追ってきた。そして、行商人に「それらしい人と会わなかったか」と(敵が)聞くと、「妃と子供は討たれた。そこに葬られた」と、行商人は答えた。それから後の時代になってから、そこへ、その骨を取りに行って、按司墓に納めた。 |
| 全体の記録時間数 | 5:38 |
| 物語の時間数 | 5:23 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |