
敵に攻められた時に、王妃があまりにも綺麗なので、大将が(王妃を)殺すのはもったいないということで、敵の大将はなんとかして自分のものにしようと王妃に言い寄った。王は死んでいたが、王妃は落ち着き払ってうなずき承知したふりをした。その城には大木があり、その木は二人の人でも抱くことのできないほどの大きさだった。そこで考えて、ハンガというつるで出来た網を密かに持っていて、この大将に「あなたは私の夫を殺したような素晴らしい力を持った人だから、(この大木を)抱いて持つこともできるだろう」と言った。大将は自分の好きな女にそう言われたので、「このくらい平気だ」と言って抱いた。首をハンガ(かずら)でぐるぐる巻いた。すると身動きがとれなくなり、妃はその大将を殺した。カマキリの卵のことをヤマビクというが、城を攻めた敵の按司の亡骸がヤマビクになったということである。
| レコード番号 | 47O220112 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C005 |
| 決定題名 | かまきりの卵の由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | かまきりの卵の由来 |
| 話者名 | 大城茂子 |
| 話者名かな | おおしろしげこ |
| 生年月日 | 19211219 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村謝名城 |
| 記録日 | 19810503 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T05B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父方の祖母から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 敵に攻められた,王妃があまりにも綺麗,大将,王妃に言い寄る,城に大木,ハンガというつるで出来た網,大木を抱かせる,カマキリの卵(ヤマビク),按司の亡骸がヤマビク |
| 梗概(こうがい) | 敵に攻められた時に、王妃があまりにも綺麗なので、大将が(王妃を)殺すのはもったいないということで、敵の大将はなんとかして自分のものにしようと王妃に言い寄った。王は死んでいたが、王妃は落ち着き払ってうなずき承知したふりをした。その城には大木があり、その木は二人の人でも抱くことのできないほどの大きさだった。そこで考えて、ハンガというつるで出来た網を密かに持っていて、この大将に「あなたは私の夫を殺したような素晴らしい力を持った人だから、(この大木を)抱いて持つこともできるだろう」と言った。大将は自分の好きな女にそう言われたので、「このくらい平気だ」と言って抱いた。首をハンガ(かずら)でぐるぐる巻いた。すると身動きがとれなくなり、妃はその大将を殺した。カマキリの卵のことをヤマビクというが、城を攻めた敵の按司の亡骸がヤマビクになったということである。 |
| 全体の記録時間数 | 3:05 |
| 物語の時間数 | 3:05 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |