謝名城のはじまり(シマグチ)

概要

謝名城の部落は元々先祖代々漁業をやっていた。伊平屋の近くまで漁業していたが、台風で海が荒れると、伊平屋に船を着けて、それで昔から交流があった。謝名城の部落にはこの話は全くなく、これはインジャミの伝え話。昔、どんな祖先か分からないが、海に漁捕りに行ったら台風が来て島(本島)には帰れなくて、ここの(伊平屋)の祝女が雨風を静めて下さいと祈りをしている所に、男が打ち上げられた。祝女はこの男を介抱して自分の家に連れて来てご飯を与えて看病すると(いつの間にか)この祝女と懇ろになった。男は自分の島に妻や子もいてどうしようと考えていたが、この祝女が男の生まれ島へ行ってみたいと言ったので、サバガーレという島に連れてきた。サバガーレの先の所で岩の崖まで祝女を連れてきて、自分は家に帰って親には話さず、妻に「自分は死ぬところを祝女に助けられて二人は懇ろになってしまい、ここまで連れてきている」と話すと、妻は気心の良い方で「命の恩人にただで帰してはいけないから、御飯もあげてからお帰ししなさい」と妻が言い、御飯を運ばせた。ここの村にははないが、辺土名にはあったという話。(祝女に)子供ができたとき、祝女はその先の所で初ウリーをしたので、若い祝女ファーファーまでがこれをした。ナハジョーの若い祝女が子を産んだ時、餅とおかずの入った重箱を準備して、そこを拝んだ。城に祝女はいるのだが、どうして先の所で拝むのか珍しかった。野呂屋先というのは聞いたことがあるが、どうして先の所で拝むのか珍しかった。野呂屋先というのは聞いたことがあるが、伊平屋からこの島に祝女を連れてきたわけである。野呂屋先を探したところ、辺土名の友人からこの話を聞いてわかった。

再生時間:7:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O220110
CD番号 47O22C005
決定題名 謝名城のはじまり(シマグチ)
話者がつけた題名 インジャミのチテー話
話者名 大城茂子
話者名かな おおしろしげこ
生年月日 19211219
性別
出身地 沖縄県大宜味村謝名城
記録日 19810503
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村謝名城T05A13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 謝名城,漁業,伊平屋,台風,祝女,雨風を静める祈り,男が打ち上げられる,男を介抱,家に連れて来る,看病,懇ろになる,島に妻や子もいる,生まれ島,サバガーレという島,先の所,岩の崖,妻に話す,命の恩人,辺土名,祝女に子供ができた,初ウリー,餅とおかずの入った重箱,拝む,城,野呂屋先
梗概(こうがい) 謝名城の部落は元々先祖代々漁業をやっていた。伊平屋の近くまで漁業していたが、台風で海が荒れると、伊平屋に船を着けて、それで昔から交流があった。謝名城の部落にはこの話は全くなく、これはインジャミの伝え話。昔、どんな祖先か分からないが、海に漁捕りに行ったら台風が来て島(本島)には帰れなくて、ここの(伊平屋)の祝女が雨風を静めて下さいと祈りをしている所に、男が打ち上げられた。祝女はこの男を介抱して自分の家に連れて来てご飯を与えて看病すると(いつの間にか)この祝女と懇ろになった。男は自分の島に妻や子もいてどうしようと考えていたが、この祝女が男の生まれ島へ行ってみたいと言ったので、サバガーレという島に連れてきた。サバガーレの先の所で岩の崖まで祝女を連れてきて、自分は家に帰って親には話さず、妻に「自分は死ぬところを祝女に助けられて二人は懇ろになってしまい、ここまで連れてきている」と話すと、妻は気心の良い方で「命の恩人にただで帰してはいけないから、御飯もあげてからお帰ししなさい」と妻が言い、御飯を運ばせた。ここの村にははないが、辺土名にはあったという話。(祝女に)子供ができたとき、祝女はその先の所で初ウリーをしたので、若い祝女ファーファーまでがこれをした。ナハジョーの若い祝女が子を産んだ時、餅とおかずの入った重箱を準備して、そこを拝んだ。城に祝女はいるのだが、どうして先の所で拝むのか珍しかった。野呂屋先というのは聞いたことがあるが、どうして先の所で拝むのか珍しかった。野呂屋先というのは聞いたことがあるが、伊平屋からこの島に祝女を連れてきたわけである。野呂屋先を探したところ、辺土名の友人からこの話を聞いてわかった。
全体の記録時間数 7:39
物語の時間数 7:23
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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