
男と女の兄弟がいた。その男のほうは暴れ者の鬼といわれていた。それで、女のほうが知恵をはたらかせ、餅を二つ作った。一個は石餅で、その餅は男にあげて、本当の餅は自分で食べたと。その頃は下着がなく、股を広げたら(鬼が)「下の口は何か」と尋ねたら、(妹が)「これは鬼を食う口だ」と答えた。男は崖を背にして餅を食べながら座っていたものだから、女が足を広げた時驚いて(鬼を食う口だと言ったので)、崖に落ちて死んだとさ。それから鬼餅となった。
| レコード番号 | 47O220061 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C003 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 前田貞四郎 |
| 話者名かな | まえだていしろう |
| 生年月日 | 19181119 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村喜如嘉 |
| 記録日 | 19810503 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村喜如嘉T02B16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P183 |
| キーワード | 鬼,餅,下の口,兄,妹,崖 |
| 梗概(こうがい) | 男と女の兄弟がいた。その男のほうは暴れ者の鬼といわれていた。それで、女のほうが知恵をはたらかせ、餅を二つ作った。一個は石餅で、その餅は男にあげて、本当の餅は自分で食べたと。その頃は下着がなく、股を広げたら(鬼が)「下の口は何か」と尋ねたら、(妹が)「これは鬼を食う口だ」と答えた。男は崖を背にして餅を食べながら座っていたものだから、女が足を広げた時驚いて(鬼を食う口だと言ったので)、崖に落ちて死んだとさ。それから鬼餅となった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:24 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |