
昔、那覇におじいさんが住んでいた。離島に金を貸した人がいるので請求しに行った。しかし借りた金を返せなので、その代わりに鶏を殺して振舞おうとした。その鶏は親鳥だったので金を貸したおじいさんは不憫に思い「親鳥を殺してはひよこが可愛そうだから、金はある時に返してくればいい」と言って鶏を助けた。那覇に帰る時、船上で台風に会い遭難しかかったが真っ黒い雲が天から舞い降り「鶏を助けた人の乗っている船は大丈夫だ」と言った。果たして船は無事に着いた。同じ船に乗り合わせた者が、自分が助かったのは鶏を助けた人のおかげであるとし、「鶏を助けた人はだれだい」と聞いた。そこで名乗り出ると皆から信用されて成功した。
| レコード番号 | 47O382202 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C113 |
| 決定題名 | 鶏報恩(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城カナ |
| 話者名かな | みやぎかな |
| 生年月日 | 18901119 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県国頭郡国頭村字浜 |
| 記録日 | 19760502 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 国頭郡国頭村 T61 B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父母から聞くこともあったがだいたいはヤマガヤーで芭蕉の糸を紡ぐ仕事をしながら友達から聞いた。 |
| 文字化資料 | 日本昔話通観第26巻 P315 |
| キーワード | 那覇,離島,金,鶏,親鳥,不憫,ひよこ,台風,遭難,雲,天 |
| 梗概(こうがい) | 昔、那覇におじいさんが住んでいた。離島に金を貸した人がいるので請求しに行った。しかし借りた金を返せなので、その代わりに鶏を殺して振舞おうとした。その鶏は親鳥だったので金を貸したおじいさんは不憫に思い「親鳥を殺してはひよこが可愛そうだから、金はある時に返してくればいい」と言って鶏を助けた。那覇に帰る時、船上で台風に会い遭難しかかったが真っ黒い雲が天から舞い降り「鶏を助けた人の乗っている船は大丈夫だ」と言った。果たして船は無事に着いた。同じ船に乗り合わせた者が、自分が助かったのは鶏を助けた人のおかげであるとし、「鶏を助けた人はだれだい」と聞いた。そこで名乗り出ると皆から信用されて成功した。 |
| 全体の記録時間数 | 3:24 |
| 物語の時間数 | 3:15 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |