
ここには昔、熱田カナーというきれいな女の人がおってですね、この人が大城の男と恋をしたんです。そしたらね、親たちが反対してね、許さなかったって。それで、恋の病にかかって、女は死んだというんです。これは、ずっと昔からの言い伝えになってね。それで、未だに遺念火になって現れていたんです。わしらが子どものころ見たことはですね、これ夜中ですよね。これが遺念火になってね、デーグスク、そことね、仲順とですね、そことの間を行ったり来たりしているから、「これは何ですか。」と聞いたらですね、「これが熱田カナー遺念火だよ。」と言っていましたよ。ところが、戦争も終わったと同時に、山も全部焼かれてしまってですね、松林も無くなったら、その遺念火も、それきり無くなったそうです。
| レコード番号 | 47O361982 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C076 |
| 決定題名 | 熱田マーシリー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 小橋川千代 |
| 話者名かな | こばしがわちよ |
| 生年月日 | 19170310 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字熱田 |
| 記録日 | 19910303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村補足調査4班T42B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 熱田カナー,恋,遺念火,デーグスク,仲順,熱田マーシリー |
| 梗概(こうがい) | ここには昔、熱田カナーというきれいな女の人がおってですね、この人が大城の男と恋をしたんです。そしたらね、親たちが反対してね、許さなかったって。それで、恋の病にかかって、女は死んだというんです。これは、ずっと昔からの言い伝えになってね。それで、未だに遺念火になって現れていたんです。わしらが子どものころ見たことはですね、これ夜中ですよね。これが遺念火になってね、デーグスク、そことね、仲順とですね、そことの間を行ったり来たりしているから、「これは何ですか。」と聞いたらですね、「これが熱田カナー遺念火だよ。」と言っていましたよ。ところが、戦争も終わったと同時に、山も全部焼かれてしまってですね、松林も無くなったら、その遺念火も、それきり無くなったそうです。 |
| 全体の記録時間数 | 2:11 |
| 物語の時間数 | 1:11 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |