インネーファーとトーボーの主(シマグチ)

概要

昔、インネーファーというお婆さんがいて、畑で豆を取りざるに入れて頭に乗せようとしたが、多すぎて頭に乗せられないでいた。そこにトーボーの主が杖をついてきたので、インネーファーはトーボーの主にざるを頭に乗せてくれと頼むと、トーボーの主は娘をくれるのなら乗せてやろうと言った。インネーファーが承知すると、トーボーの主がざるを頭に乗せてやったがインネーファーは少し歩くと、娘はやらないと言った。トーボーの主はそれでインネーファーの頭の上のざるを杖でつついて落した。インネーファーはまた娘をやるからと言ってトーボーの主に頼むと、トーボーの主はまた乗せてやった。インネーファーはまた歩き出すと娘はやらないと言ったので、トーボーの主は走ってきて、インネーファーのざるを落した。またインネーファーが頼んだので、トーボーの主はざるを頭の上に乗せてやった。それを見ていたナガミネ山の鳥が、ガアガアと笑っていたという笑い話である。

再生時間:7:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O361948
CD番号 47O36C074
決定題名 インネーファーとトーボーの主(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 垣花良香
話者名かな かきのはなりょうこう
生年月日 19060614
性別
出身地 沖縄県多良間村仲筋
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村補足調査14班T39B12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P577
キーワード インネーファー,豆,ざる,トーボーの主,娘,ナガミネ山,鳥
梗概(こうがい) 昔、インネーファーというお婆さんがいて、畑で豆を取りざるに入れて頭に乗せようとしたが、多すぎて頭に乗せられないでいた。そこにトーボーの主が杖をついてきたので、インネーファーはトーボーの主にざるを頭に乗せてくれと頼むと、トーボーの主は娘をくれるのなら乗せてやろうと言った。インネーファーが承知すると、トーボーの主がざるを頭に乗せてやったがインネーファーは少し歩くと、娘はやらないと言った。トーボーの主はそれでインネーファーの頭の上のざるを杖でつついて落した。インネーファーはまた娘をやるからと言ってトーボーの主に頼むと、トーボーの主はまた乗せてやった。インネーファーはまた歩き出すと娘はやらないと言ったので、トーボーの主は走ってきて、インネーファーのざるを落した。またインネーファーが頼んだので、トーボーの主はざるを頭の上に乗せてやった。それを見ていたナガミネ山の鳥が、ガアガアと笑っていたという笑い話である。
全体の記録時間数 9:24
物語の時間数 7:50
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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