
クラーという鳥と、それからカンジュヤーという鳥がですね。まあクラーはもう忙しい働き者で、親のいうことはよく聞くし、またカンジュヤーというのは派手好きで、いつも親のいうこと聞かんでね。ほんで、ある日に、「親が危篤になって亡くなりそうになっているから見舞いに来い。」と言われたら、クラーはもう親の死に目だから、すぐそのままのぼろの着物を着けて行ったらね、親の死に目にあったと。で、カンジュヤーはまた、「どうせもう親が亡くなるんなら、立派なきれいな着物を着て行こうねえ。」と言ってね、着物を着ている間にはもう親が亡くなったと。ほんで、残った方がクラーに、「クラーよ、お前はいい子で偉い子だから、人の米を入れる倉庫の番をして、落穂を食べなさいよ。」と。で、クラーというのは人が作った米のおこぼれを食って、家におるから人間との接触も多いでしょう。また、カンジュヤーには、「カンジュヤーよ、お前は親不孝者だから、川原で寒い思いをして、魚を取って食べなさい。」と言ったから、それから、カンジュヤー困ったというんだ。川原では暑いときはいいかも知れんが、寒いときもあるでしょう。
| レコード番号 | 47O361880 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C071 |
| 決定題名 | 雀孝行(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 喜納亀三 |
| 話者名かな | きなきさん |
| 生年月日 | 19041223 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字比嘉 |
| 記録日 | 19811213 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村字島袋調査8班T36A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父母や両親から聞いた |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P516 |
| キーワード | 雀孝行,親孝行,雀,川蝉,カワセミ |
| 梗概(こうがい) | クラーという鳥と、それからカンジュヤーという鳥がですね。まあクラーはもう忙しい働き者で、親のいうことはよく聞くし、またカンジュヤーというのは派手好きで、いつも親のいうこと聞かんでね。ほんで、ある日に、「親が危篤になって亡くなりそうになっているから見舞いに来い。」と言われたら、クラーはもう親の死に目だから、すぐそのままのぼろの着物を着けて行ったらね、親の死に目にあったと。で、カンジュヤーはまた、「どうせもう親が亡くなるんなら、立派なきれいな着物を着て行こうねえ。」と言ってね、着物を着ている間にはもう親が亡くなったと。ほんで、残った方がクラーに、「クラーよ、お前はいい子で偉い子だから、人の米を入れる倉庫の番をして、落穂を食べなさいよ。」と。で、クラーというのは人が作った米のおこぼれを食って、家におるから人間との接触も多いでしょう。また、カンジュヤーには、「カンジュヤーよ、お前は親不孝者だから、川原で寒い思いをして、魚を取って食べなさい。」と言ったから、それから、カンジュヤー困ったというんだ。川原では暑いときはいいかも知れんが、寒いときもあるでしょう。 |
| 全体の記録時間数 | 2:42 |
| 物語の時間数 | 1:51 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |