雨蛙不幸(共通語)

概要

親不孝の雨蛙の話で、昔、何でも親と反対のことをしていた。親が左といえば右へ行くし右といえば左へ行くし、何かにつけて反対のことをした。またある時は親が水を汲んできなさいというと潮水を汲んでくるし、潮水を汲んで来いというと水を汲んでくるというしまつで、いちいち親のいうことの反対のことをしていた。その親は私が死んだら丘に墓を作ってくれといったら反対に川端に墓を作るだろうから反対に川端に墓を継売れと言ったら丘に作ってくれるだろうと思い、川端に墓を作ってくれと言って死んだ。親不孝の子である雨蛙は生きている時、親不孝をしていたから、せめて死んだ今からでも親孝行をしようと、親の言うとおり、川端に墓を作ってしまった。そうしたので雨降りの度に墓は水浸しになり困ってしまい、ガークガークと鳴く。今でも私の部落では反対のことをする人に、お前は雨蛙の生まれと言い伝えられている。

再生時間:2:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O361879
CD番号 47O36C071
決定題名 雨蛙不幸(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新垣良英
話者名かな あらかきりょうえい
生年月日 19140929
性別
出身地 沖縄県那覇市首里
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字島袋調査8班T36A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情 先輩や祖父母から聞いた
文字化資料
キーワード 親不孝,雨蛙,雨蛙不幸,あまのじゃく
梗概(こうがい) 親不孝の雨蛙の話で、昔、何でも親と反対のことをしていた。親が左といえば右へ行くし右といえば左へ行くし、何かにつけて反対のことをした。またある時は親が水を汲んできなさいというと潮水を汲んでくるし、潮水を汲んで来いというと水を汲んでくるというしまつで、いちいち親のいうことの反対のことをしていた。その親は私が死んだら丘に墓を作ってくれといったら反対に川端に墓を作るだろうから反対に川端に墓を継売れと言ったら丘に作ってくれるだろうと思い、川端に墓を作ってくれと言って死んだ。親不孝の子である雨蛙は生きている時、親不孝をしていたから、せめて死んだ今からでも親孝行をしようと、親の言うとおり、川端に墓を作ってしまった。そうしたので雨降りの度に墓は水浸しになり困ってしまい、ガークガークと鳴く。今でも私の部落では反対のことをする人に、お前は雨蛙の生まれと言い伝えられている。
全体の記録時間数 3:11
物語の時間数 2:17
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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