花当安座間(共通語)

概要

王府の庭師に花当安座間という方がいらっしゃたんだ。この方の親は佐敷間切の昔の区長をなさって、安座間姓を授かったと言います。この人は六人の兄弟のうちの四男で、美男子であってですね、王女とも恋仲になるんだが、この方の系図は、今でもこの比嘉の門中に屋号も安座間という家があってですね、その家にあります。また、花当安座間は、古典音楽の首里節という歌にもある。この方が王様の妹と恋仲になって、これをね、上役に発覚されてね、それから、二人で逃げて読谷の字渡慶次という村に身を隠して、夜は残波岬の安座間ガマというガマがある。そこで住んでいて、後日、自分の生まれた中城の比嘉に帰って世を去られたということですがね。この安座間家にはね、骨董品の鑑定済の香炉もあるんです。また、この方の墓は今のヒルトンホテルが建っている喜舎場山頂にある。この方は、庭師の花当だから、もともと花が好きでしょう。で、そこにね、その門中の方がデイゴの木を植えて、これを目標にしてですね、毎年墓参りをしておる。

再生時間:3:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O361877
CD番号 47O36C071
決定題名 花当安座間(共通語)
話者がつけた題名
話者名 喜納亀三
話者名かな きなきさん
生年月日 19041223
性別
出身地 沖縄県北中城村字比嘉
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字島袋調査8班T36A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 祖父母や両親から聞いた
文字化資料 北中城の民話 P165
キーワード 庭師,花当安座間,首里節,残波岬,安座間ガマ,香炉
梗概(こうがい) 王府の庭師に花当安座間という方がいらっしゃたんだ。この方の親は佐敷間切の昔の区長をなさって、安座間姓を授かったと言います。この人は六人の兄弟のうちの四男で、美男子であってですね、王女とも恋仲になるんだが、この方の系図は、今でもこの比嘉の門中に屋号も安座間という家があってですね、その家にあります。また、花当安座間は、古典音楽の首里節という歌にもある。この方が王様の妹と恋仲になって、これをね、上役に発覚されてね、それから、二人で逃げて読谷の字渡慶次という村に身を隠して、夜は残波岬の安座間ガマというガマがある。そこで住んでいて、後日、自分の生まれた中城の比嘉に帰って世を去られたということですがね。この安座間家にはね、骨董品の鑑定済の香炉もあるんです。また、この方の墓は今のヒルトンホテルが建っている喜舎場山頂にある。この方は、庭師の花当だから、もともと花が好きでしょう。で、そこにね、その門中の方がデイゴの木を植えて、これを目標にしてですね、毎年墓参りをしておる。
全体の記録時間数 4:11
物語の時間数 3:53
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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