吉屋チルー 死人の歌(シマグチ)

概要

それから、ジュリになったら、客とも歌の争いをして、客が歌を言えばチルーがまた向こうに返して、また言ったらまた返していたそうだ。昔は、ギンザヤーいうて、ガマの下にコートゥーがおったわけさ。金を持っているから、これにチルーを呼ばせているんだよ。チルーは、そのとき客がいたが必ずこの人はチルーを呼ぶと言って、チルーに相手をさせたのさ。そうしたら、朝になって相手見たら乞食だったんだね。それで、チルーは、相手はもう汚いでしょう。肌も悪くなったと言って舌を噛んで死んだそうだ。そうしたら、この遊女アンマーが墓に送って、もう毎日墓通いをして泣いていたって。そうしたら、墓の中から、「生ちちうるえまや わんすそになりてぃ〔生きているうちは私を粗末にしたのに〕死にやばくちゃ屋に 通ゆてぃ泣くな〔死んだ後から 墓に通っては泣くな〕。」とこんなに墓の中から言いよったって。死んでからこんにして歌をうたっているわけさ。

再生時間:0:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O361819
CD番号 47O36C068
決定題名 吉屋チルー 死人の歌(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 平良ヨシ
話者名かな たいらよし
生年月日 19110418
性別
出身地 沖縄県北中城村字熱田
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城調査字熱田調査7班T33B12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,60
発句(ほっく)
伝承事情 年寄りから聞いた
文字化資料 北中城の民話 P374
キーワード ジュリ,歌,ギンザヤー,ガマ,コートゥ,乞食,遊女アンマー,墓,吉屋チルー,死人の歌
梗概(こうがい) それから、ジュリになったら、客とも歌の争いをして、客が歌を言えばチルーがまた向こうに返して、また言ったらまた返していたそうだ。昔は、ギンザヤーいうて、ガマの下にコートゥーがおったわけさ。金を持っているから、これにチルーを呼ばせているんだよ。チルーは、そのとき客がいたが必ずこの人はチルーを呼ぶと言って、チルーに相手をさせたのさ。そうしたら、朝になって相手見たら乞食だったんだね。それで、チルーは、相手はもう汚いでしょう。肌も悪くなったと言って舌を噛んで死んだそうだ。そうしたら、この遊女アンマーが墓に送って、もう毎日墓通いをして泣いていたって。そうしたら、墓の中から、「生ちちうるえまや わんすそになりてぃ〔生きているうちは私を粗末にしたのに〕死にやばくちゃ屋に 通ゆてぃ泣くな〔死んだ後から 墓に通っては泣くな〕。」とこんなに墓の中から言いよったって。死んでからこんにして歌をうたっているわけさ。
全体の記録時間数 1:08
物語の時間数 0:54
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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