
昔、熱田カナーというきれいな女がいたよ。この人と大城のある美男子と恋仲になっているが、それを親が許さない。それで、病気になって、女は先に死んでいなくなって、また男も思い焦がれて死んでしまったそうだ。二人とも死んでから遺念火となって現れて、二人が会っているって。この返しとして、この上にクムイを掘って、部落内には、二人の遺念火が入れないようにしているとの話であるって。戦前まで、熱田上原にシルビグヮーという森があって、毎晩、昔はもう今の時間であったら九時頃とか、十時頃からずっと遺念火はここから火になって見えよったって。戦後は見たことない。これだけ。
| レコード番号 | 47O361774 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C067 |
| 決定題名 | 熱田カナー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大城永吉 |
| 話者名かな | おおしろえいきち |
| 生年月日 | 19091116 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字熱田 |
| 記録日 | 19811213 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城調査字熱田調査7班T32B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P126 |
| キーワード | 熱田カナー,大城,美男子,遺念火,クムイ,熱田上原,シルビグヮー |
| 梗概(こうがい) | 昔、熱田カナーというきれいな女がいたよ。この人と大城のある美男子と恋仲になっているが、それを親が許さない。それで、病気になって、女は先に死んでいなくなって、また男も思い焦がれて死んでしまったそうだ。二人とも死んでから遺念火となって現れて、二人が会っているって。この返しとして、この上にクムイを掘って、部落内には、二人の遺念火が入れないようにしているとの話であるって。戦前まで、熱田上原にシルビグヮーという森があって、毎晩、昔はもう今の時間であったら九時頃とか、十時頃からずっと遺念火はここから火になって見えよったって。戦後は見たことない。これだけ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:16 |
| 物語の時間数 | 1:53 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |