大宜味カナチクと熱田の武士(シマグチ)

概要

こっちに名幸ヒーダーと新門ムドゥヤーと言って、武士がいたってよ。また山原には、船の三間ぐらいの帆柱をよ、それをすぐ振るほどの力持ちの大宜味カナチクという武士がいて、今、名所になっている茅打ちバンタに行って腕試しをしたらしいよ。この腕試しのとき、この大宜味カナチクは智恵があったからね、 「さぁ、私が端だ。」とこの茅打ちバンタに行ってから、二人を向こうに海に向かわせてね、このハンタに帆船の舵をのばしておいて、自分はその舵の端のほうを踏んでから、「さあ、腕試しだ。私がここを踏んでいるからね。あんたら二人はこれの上を歩いて往復できるか。」と言ったら、名幸ヒーダーと新門ムドゥヤーの二人は、もう勝負をしているのに用心深くもなくってよ、あっという間にすぐ簡単にハンタに歩いて行ってから、大宜味カナチクが片方を足で押さえている舵を渡り始めたらしい。そしたら、大宜味カナチクは舵を押さえている足をすぐにはずして二人をハンタに落としてよ、「名幸ヒージャー、新門ムドゥヤー。」と呼んだと言うよ。

再生時間:2:21

民話詳細DATA

レコード番号 47O361772
CD番号 47O36C067
決定題名 大宜味カナチクと熱田の武士(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安里加那
話者名かな あさとかな
生年月日 19000604
性別
出身地 沖縄県北中城村字熱田
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城調査字渡口調査4班T32A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 昔話として姉などから聞いた
文字化資料 北中城の民話 P119
キーワード 名幸ヒーダー,新門ムドゥヤー,武士,山原,大宜味カナチク,茅打ちバンタ,腕試し,帆船,舵
梗概(こうがい) こっちに名幸ヒーダーと新門ムドゥヤーと言って、武士がいたってよ。また山原には、船の三間ぐらいの帆柱をよ、それをすぐ振るほどの力持ちの大宜味カナチクという武士がいて、今、名所になっている茅打ちバンタに行って腕試しをしたらしいよ。この腕試しのとき、この大宜味カナチクは智恵があったからね、 「さぁ、私が端だ。」とこの茅打ちバンタに行ってから、二人を向こうに海に向かわせてね、このハンタに帆船の舵をのばしておいて、自分はその舵の端のほうを踏んでから、「さあ、腕試しだ。私がここを踏んでいるからね。あんたら二人はこれの上を歩いて往復できるか。」と言ったら、名幸ヒーダーと新門ムドゥヤーの二人は、もう勝負をしているのに用心深くもなくってよ、あっという間にすぐ簡単にハンタに歩いて行ってから、大宜味カナチクが片方を足で押さえている舵を渡り始めたらしい。そしたら、大宜味カナチクは舵を押さえている足をすぐにはずして二人をハンタに落としてよ、「名幸ヒージャー、新門ムドゥヤー。」と呼んだと言うよ。
全体の記録時間数 3:56
物語の時間数 2:21
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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