十二支由来(シマグチ)

概要

これは作った話なのか、昔からある話なのかわからんですけどね、神様から、「動物たちは集まりなさい。」と言う命令があったって。それで、皆が急いで集まる場合にね、鼠は小さいから走っても間に合わないからと、牛に乗って行ったんだって。そうして、それから猫はね、ずうっと後の方の十二番ぐらいになっていたというがね、その集まるところに着いてみたら、鼠は牛の背中から飛び降りてね、すぐ一番になったんだって。一番になったらね、それから、「十二番までは、褒美をやる。」と言ってよね、それで、鼠から、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥まで十二番になって、猫は十三番になっていたって。猫は十三番になったので、猫の褒美はなくてね。そうしたから、猫は、「この悪い鼠は、ずるがしこい者だ。牛に乗って一番になるとは、それじゃあ許せない。子や孫たちは、鼠を見たら、あれはわれわれの仇だから、見つけしだい取って喰いなさい。」と遺言があったから、そのときから猫は鼠を見ると、「これは、悪い鼠のせいで子、丑、寅に入れなかった。」と言って鼠を見つけしだい取って喰うことになったって。

再生時間:2:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O361662
CD番号 47O36C63
決定題名 十二支由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安里昌真
話者名かな あさとしょうしん
生年月日 19070101
性別
出身地 沖縄県北中城村字島袋
記録日 19810925
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字島袋調査2班T27A24
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P519
キーワード 十二支由来,猫,ねずみ,子
梗概(こうがい) これは作った話なのか、昔からある話なのかわからんですけどね、神様から、「動物たちは集まりなさい。」と言う命令があったって。それで、皆が急いで集まる場合にね、鼠は小さいから走っても間に合わないからと、牛に乗って行ったんだって。そうして、それから猫はね、ずうっと後の方の十二番ぐらいになっていたというがね、その集まるところに着いてみたら、鼠は牛の背中から飛び降りてね、すぐ一番になったんだって。一番になったらね、それから、「十二番までは、褒美をやる。」と言ってよね、それで、鼠から、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥まで十二番になって、猫は十三番になっていたって。猫は十三番になったので、猫の褒美はなくてね。そうしたから、猫は、「この悪い鼠は、ずるがしこい者だ。牛に乗って一番になるとは、それじゃあ許せない。子や孫たちは、鼠を見たら、あれはわれわれの仇だから、見つけしだい取って喰いなさい。」と遺言があったから、そのときから猫は鼠を見ると、「これは、悪い鼠のせいで子、丑、寅に入れなかった。」と言って鼠を見つけしだい取って喰うことになったって。
全体の記録時間数 2:45
物語の時間数 2:02
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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