中城若松(シマグチ)

概要

和歌山県日高川の京鹿子娘道成寺というのがあるでしょう。この中城若松の話は、それとよく似ているところがあるよ。日高川の話は、熊野権現に毎年お参りする奥州あたりの人がいて、いつも定宿にしている宿の娘がね、その人を望んでね。男も、「自分のシマへ連れて行くから。」と約束しながら、黙ってシマへ帰ってしまった。それで、その女は人を騙してととても腹を立てて追っかけたらしいが、日高川という川まで来たら、もうそこは渡ることが出来なくて、蛇に化けて泳いで川を渡ったそうだ。そのときも男はやっぱりお寺へ行き助けを求めている。若松の話も、その女は中城若松のことをとても好きだったんだね。ところが若松の心は向かわないからね、その女はあまりに恋こがれて蛇になってよ、若松を追っかけたんよ。若松は、寺へ逃げて助けを求めた。これは、これは組踊りにもあるんだが、中城若松が寺へ逃げ助けられるのと、大和の道成寺の話も全く筋がよく似ているような気がしていると思うんだがね。

再生時間:0:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O361654
CD番号 47O36C63
決定題名 中城若松(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安里昌真
話者名かな あさとしょうしん
生年月日 19070101
性別
出身地 沖縄県北中城村字島袋
記録日 19810925
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字島袋調査2班T27A16
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P213
キーワード 和歌山県,日高川,京鹿子娘道成寺,中城若松,熊野権現,蛇,寺,組踊り
梗概(こうがい) 和歌山県日高川の京鹿子娘道成寺というのがあるでしょう。この中城若松の話は、それとよく似ているところがあるよ。日高川の話は、熊野権現に毎年お参りする奥州あたりの人がいて、いつも定宿にしている宿の娘がね、その人を望んでね。男も、「自分のシマへ連れて行くから。」と約束しながら、黙ってシマへ帰ってしまった。それで、その女は人を騙してととても腹を立てて追っかけたらしいが、日高川という川まで来たら、もうそこは渡ることが出来なくて、蛇に化けて泳いで川を渡ったそうだ。そのときも男はやっぱりお寺へ行き助けを求めている。若松の話も、その女は中城若松のことをとても好きだったんだね。ところが若松の心は向かわないからね、その女はあまりに恋こがれて蛇になってよ、若松を追っかけたんよ。若松は、寺へ逃げて助けを求めた。これは、これは組踊りにもあるんだが、中城若松が寺へ逃げ助けられるのと、大和の道成寺の話も全く筋がよく似ているような気がしていると思うんだがね。
全体の記録時間数 3:00
物語の時間数 0:29
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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