雀酒屋(シマグチ)

概要

昔は、酒というのはないよ。イシジューはね、雨が降ったら必ずタカシーの上に登って鳴くだろう。あれがどうしたのかまた下に降りて行って水を飲んで、また水を飲んできてはして、また上に上がって来て、またも歌をクュー、クューと歌うって。「珍しいな。鳩がこんなにして鳴くのかなあ。」と見ていた人がこのタカシーに行って見たら、岩にはぜんぶ稲の穂が積まれ、水に漬かっていてね、下にはまた水が溜まっていてね、稲の穂の切れはしがそこに積まれているから麹かびが出来ているんだよ。雨が降ったらこの麹に落ちたりしてね、水はびちょびちょして溜まっているんだよ。それで、その人がその水を飲んでみたから酒になっていた。この酒小をイシジューが飲んだから、そんなにして歌っていたんだね。だから、一番始めに酒を作ったのはイシジューシなんだよ。これは年寄りの話だよ。

再生時間:2:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O361617
CD番号 47O36C062
決定題名 雀酒屋(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 新垣徳章
話者名かな あらかきとくしょう
生年月日 19040105
性別
出身地 沖縄県北中城村字大城
記録日 19810924
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字大城調査1班T25B10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P311
キーワード 雀酒屋,酒の始まり,雀
梗概(こうがい) 昔は、酒というのはないよ。イシジューはね、雨が降ったら必ずタカシーの上に登って鳴くだろう。あれがどうしたのかまた下に降りて行って水を飲んで、また水を飲んできてはして、また上に上がって来て、またも歌をクュー、クューと歌うって。「珍しいな。鳩がこんなにして鳴くのかなあ。」と見ていた人がこのタカシーに行って見たら、岩にはぜんぶ稲の穂が積まれ、水に漬かっていてね、下にはまた水が溜まっていてね、稲の穂の切れはしがそこに積まれているから麹かびが出来ているんだよ。雨が降ったらこの麹に落ちたりしてね、水はびちょびちょして溜まっているんだよ。それで、その人がその水を飲んでみたから酒になっていた。この酒小をイシジューが飲んだから、そんなにして歌っていたんだね。だから、一番始めに酒を作ったのはイシジューシなんだよ。これは年寄りの話だよ。
全体の記録時間数 2:24
物語の時間数 2:02
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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