
ある人がヤマトグチで、「お前は、僕がトゥントゥンテンしたら、どうしてサーサーして踊るか。」と言ったがね、相手の人は、もうヤマトグチがわからないんだよ。「あなたがトゥントゥンテンするから、私はサーサーして踊ったんだよ。」と言ったって。だからね、教えている人はね、「こんなへんな習い方をして、人をばかにするな。」ってね、言ったんですよ。また、ヤマトの人がウチナーン人にね、これから行く家聞くのに、「なんという家はどこにあるますかあ。」と言ったらね、そこは、こっちから歩いて行ったら坂があってその上に家があったって。そしたら、ウチナーン人はね、「こっちから歩いて行ったら、キッチャキヒッチャキ登いぬ門小。」と言ったって。キッチャキヒッチャキと言ったら、段小があるでしょう。上がるときには段があってこんなして足がかかるでしょう。あれにをキッチャキヒッチャキと言う。こんなに教えたからね、ヤマトゥン人はイヒして笑ってね、この家を自分で捜して行っていたって。昔はこんなにとってもおかしかったってよ。またね、酒飲みが転んだから、これ内地の人だったって。また尋ねる人はウチナーの人だからおもしろいさあ。転んだから、「どこも怪我はありませんか。」との意味だったんだろう。これを、「ヤマト口で言わないとな。」と思って言ったからね、「病ましたか。」と言ったからね、この酒のみは飛び起きてからね、「平尾です。」と言ったって。この転んだ人は、平尾という名前さ。「病ました。」と言ったのは、この人に、怪我はありませんでしたかの意味で聞いているんだが、これをヤマトの人は、ヤマト口になおして、「山下か。」と聞いているんだよ。だから、「山下か。」「いいや、平尾です。」と言ったんです。
| レコード番号 | 47O361577 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C060 |
| 決定題名 | 笑い話 沖縄口 大和口(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名嘉真敏子 |
| 話者名かな | なかまとしこ |
| 生年月日 | 19120429 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県那覇市首里 |
| 記録日 | 19810926 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村字荻堂調査3班T23A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P591 |
| キーワード | 笑い話,沖縄口,大和口,方言 |
| 梗概(こうがい) | ある人がヤマトグチで、「お前は、僕がトゥントゥンテンしたら、どうしてサーサーして踊るか。」と言ったがね、相手の人は、もうヤマトグチがわからないんだよ。「あなたがトゥントゥンテンするから、私はサーサーして踊ったんだよ。」と言ったって。だからね、教えている人はね、「こんなへんな習い方をして、人をばかにするな。」ってね、言ったんですよ。また、ヤマトの人がウチナーン人にね、これから行く家聞くのに、「なんという家はどこにあるますかあ。」と言ったらね、そこは、こっちから歩いて行ったら坂があってその上に家があったって。そしたら、ウチナーン人はね、「こっちから歩いて行ったら、キッチャキヒッチャキ登いぬ門小。」と言ったって。キッチャキヒッチャキと言ったら、段小があるでしょう。上がるときには段があってこんなして足がかかるでしょう。あれにをキッチャキヒッチャキと言う。こんなに教えたからね、ヤマトゥン人はイヒして笑ってね、この家を自分で捜して行っていたって。昔はこんなにとってもおかしかったってよ。またね、酒飲みが転んだから、これ内地の人だったって。また尋ねる人はウチナーの人だからおもしろいさあ。転んだから、「どこも怪我はありませんか。」との意味だったんだろう。これを、「ヤマト口で言わないとな。」と思って言ったからね、「病ましたか。」と言ったからね、この酒のみは飛び起きてからね、「平尾です。」と言ったって。この転んだ人は、平尾という名前さ。「病ました。」と言ったのは、この人に、怪我はありませんでしたかの意味で聞いているんだが、これをヤマトの人は、ヤマト口になおして、「山下か。」と聞いているんだよ。だから、「山下か。」「いいや、平尾です。」と言ったんです。 |
| 全体の記録時間数 | 2:36 |
| 物語の時間数 | 2:24 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |