
大年の夜、貧乏人が「この家なら何かあるだろう。」と夜に誰にも知られないように、城間仲の家に入り、天井にのぼった。そして、家の人が寝るのを待っていた。ところが、主人が、盗人が入るのを見ていた。本来なら二人分の食事を作るのだが、自分の妻に「今日は三人分の食事を作りなさい。」と言った。妻は「二人しかいないのに三人分準備しなさいとは不思議だ。」と思いながら三人分準備した。主人が「おい、お前がほしいものをあげるから降りて来い。」と盗人に言った。盗人は降りてきた。城間仲が「まずはここに座って、酒、魚も食べて一緒に年をとろう。」というと、この盗人はびっくりして「正月する金もなく、あなた方の家に行けば、どうにかなるだろうと来ました。」と言った。主人は「ここから持たすから、米の何表何々いくつ。」といって下男を呼んで持たせた。それで、大年の夜になるとこの盗人は、まず城間仲の家を拝んでから家に帰ったという。
| レコード番号 | 47O361560 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C059 |
| 決定題名 | 城間仲 大年の盗人(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉吉繁 |
| 話者名かな | ひがよしはる |
| 生年月日 | 19051014 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字大城 |
| 記録日 | 19810924 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村字荻道調査班T21B05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 大年,貧乏人,城間仲,大晦日,盗人 |
| 梗概(こうがい) | 大年の夜、貧乏人が「この家なら何かあるだろう。」と夜に誰にも知られないように、城間仲の家に入り、天井にのぼった。そして、家の人が寝るのを待っていた。ところが、主人が、盗人が入るのを見ていた。本来なら二人分の食事を作るのだが、自分の妻に「今日は三人分の食事を作りなさい。」と言った。妻は「二人しかいないのに三人分準備しなさいとは不思議だ。」と思いながら三人分準備した。主人が「おい、お前がほしいものをあげるから降りて来い。」と盗人に言った。盗人は降りてきた。城間仲が「まずはここに座って、酒、魚も食べて一緒に年をとろう。」というと、この盗人はびっくりして「正月する金もなく、あなた方の家に行けば、どうにかなるだろうと来ました。」と言った。主人は「ここから持たすから、米の何表何々いくつ。」といって下男を呼んで持たせた。それで、大年の夜になるとこの盗人は、まず城間仲の家を拝んでから家に帰ったという。 |
| 全体の記録時間数 | 3:40 |
| 物語の時間数 | 3:17 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |