天人女房(共通語)

概要

首里の王様のお姫様が河原に行って水を浴びていた。その時、そばの道を百姓が通った。その時に木にかかっている着物を見て、「これは人間のつける着物ではない。」と言って、喜んで家に持って帰り隠していた。お姫様は着物が無いので人に見られると恥ずかしいといって水から出ることができなかった。百姓は、お姫様に「私の家に来て私の妻になったら着物を着せるから。」と連れて帰った。お姫様はそこで二人の子供を産んだ。ある日、母親がさびしそうな顔をしていたので子供が「どうしてそんな顔をしているのか。」と聞くと、「私の大切な着物が無くて困っている。」母親が言う。子供は着物の隠してある場所を知っていたので、着物を取ってきて母親にあげたら、母親は夫のいない間に逃げようと、着物を着て逃げてしまった。その時、二人の子供が「お母さん、お母さん。」と呼んでいると父親が帰ってきた。わけを尋ねると、子供が「お母さんに着物を渡すと、その着物を着て行ってしまった。」と言った。それから親子三人は泣いて暮らした。

再生時間:1:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O361510
CD番号 47O36C057
決定題名 天人女房(共通語)
話者がつけた題名
話者名 名嘉真敏子
話者名かな なかまとしこ
生年月日
性別
出身地 沖縄県那覇市首里
記録日 19810924
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字荻道調査7班T20A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里王様,姫様,河原,水浴び,百姓,天人女房
梗概(こうがい) 首里の王様のお姫様が河原に行って水を浴びていた。その時、そばの道を百姓が通った。その時に木にかかっている着物を見て、「これは人間のつける着物ではない。」と言って、喜んで家に持って帰り隠していた。お姫様は着物が無いので人に見られると恥ずかしいといって水から出ることができなかった。百姓は、お姫様に「私の家に来て私の妻になったら着物を着せるから。」と連れて帰った。お姫様はそこで二人の子供を産んだ。ある日、母親がさびしそうな顔をしていたので子供が「どうしてそんな顔をしているのか。」と聞くと、「私の大切な着物が無くて困っている。」母親が言う。子供は着物の隠してある場所を知っていたので、着物を取ってきて母親にあげたら、母親は夫のいない間に逃げようと、着物を着て逃げてしまった。その時、二人の子供が「お母さん、お母さん。」と呼んでいると父親が帰ってきた。わけを尋ねると、子供が「お母さんに着物を渡すと、その着物を着て行ってしまった。」と言った。それから親子三人は泣いて暮らした。
全体の記録時間数 2:00
物語の時間数 1:48
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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