鳥と弁当(共通語)

概要

昔、子供が小さいうちに母親が亡くなったら、父親は、後妻をもらったそうだ。そしたら、普段は継母がね、いつもこの継子を大変悪く扱っていて、田や畑に働きに行くときも、芋しか持たせなかったが、ある日ね、継子が田に行くとき、あのジュシーメーに毒を入れてね、持たせたから、継子は、「なんでかねえ、お弁当はいつもお芋だけなのに、今日はご飯だねえ。」と不思議に思って、その自分の弁当を来ている烏にあげたそうだ。そしたらね、その場でその烏がね、倒れて死んだからね、これをこのまま弁当はほっておいて帰ったらしい。それで、継母には、「お母さん、今日はね、こんなおいしいお弁当を作ってもらったから、田んぼもたくさん耕して来ましたよ、今日のお弁当たいへんおいしかったよ。」と喜んでね、お母さんに話したら、「ああ、そうか。」と言っているから、継母は、「なんでこんなに毎日元気でいるかねえ。あれは毒じゃあないんだねえ。」と今度は自分の子にね、毒を入れてあげたそうだ。自分の子供にあげたらね、自分の子供はもういつも大切にされているから、それを疑わないでしょう。だから、食べてしまっているから、その自分の子は死んじゃっていたそうだよ。それから、継母はね、「自分が間違っていた。いくら継子であっても自分の産んだ子でも平等にしないと後は後悔するね。」ってね、反省していたって。そういう話は聞きました。これで終わり。

再生時間:2:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O361507
CD番号 47O36C056
決定題名 鳥と弁当(共通語)
話者がつけた題名
話者名 安里カメ
話者名かな あさとかめ
生年月日 19130309
性別
出身地 沖縄県宜野湾市新城
記録日 19810924
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字荻道調査7班T20A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P489
キーワード 後妻,継母,継子,芋,ジュシーメー,毒
梗概(こうがい) 昔、子供が小さいうちに母親が亡くなったら、父親は、後妻をもらったそうだ。そしたら、普段は継母がね、いつもこの継子を大変悪く扱っていて、田や畑に働きに行くときも、芋しか持たせなかったが、ある日ね、継子が田に行くとき、あのジュシーメーに毒を入れてね、持たせたから、継子は、「なんでかねえ、お弁当はいつもお芋だけなのに、今日はご飯だねえ。」と不思議に思って、その自分の弁当を来ている烏にあげたそうだ。そしたらね、その場でその烏がね、倒れて死んだからね、これをこのまま弁当はほっておいて帰ったらしい。それで、継母には、「お母さん、今日はね、こんなおいしいお弁当を作ってもらったから、田んぼもたくさん耕して来ましたよ、今日のお弁当たいへんおいしかったよ。」と喜んでね、お母さんに話したら、「ああ、そうか。」と言っているから、継母は、「なんでこんなに毎日元気でいるかねえ。あれは毒じゃあないんだねえ。」と今度は自分の子にね、毒を入れてあげたそうだ。自分の子供にあげたらね、自分の子供はもういつも大切にされているから、それを疑わないでしょう。だから、食べてしまっているから、その自分の子は死んじゃっていたそうだよ。それから、継母はね、「自分が間違っていた。いくら継子であっても自分の産んだ子でも平等にしないと後は後悔するね。」ってね、反省していたって。そういう話は聞きました。これで終わり。
全体の記録時間数 2:25
物語の時間数 2:16
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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