ハマサチのビジュル(シマグチ)

概要

昔、泊大屋子の男たちが多分魚釣りに来られたのか、ここの浜の方に来ていたら、黒石が浮いて流れて来たそうだよ。ちょうど頭は少し丸くて人の妊婦みたいな形をした石さ。その黒石が浮いて起き上がって流れて来るのをとても珍しく思ったからね、それで、泊の人たちが引き上げてきて、「渡口の下に石が浮き上がって来られたのは、渡口の風水神のはずだから、みんなで渡口に祀ろうね。」と言って、向こうにちょうどテラのようにして、この家を葺いて拝所を造って安置したそうだ。そしたら、その神様のおかげで栄えたから、ここの渡口の人はもうたいへん信じて、正月、五月と子どもが生まれたら、みんなで向こうを拝んでいるんだよ。この浜崎のビジュルには、和仁屋、熱田の他シマからも、南の方の首里、那覇、泊からもたくさん来られるんだよ。それは、泊大屋の元祖が祀られ、成し広げなさって、それが向こうの首里、那覇に広がってこられたから、あんなに拝みをしに来られるんだろうなあと思っているんですよ。

再生時間:1:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O361486
CD番号 47O36C056
決定題名 ハマサチのビジュル(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宮城ウシ
話者名かな みやぎうし
生年月日 19001217
性別
出身地 沖縄県那覇市首里
記録日 19810923
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字渡口調査2班T19B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 泊大屋子,黒石,渡口,風水神,テラ,拝所
梗概(こうがい) 昔、泊大屋子の男たちが多分魚釣りに来られたのか、ここの浜の方に来ていたら、黒石が浮いて流れて来たそうだよ。ちょうど頭は少し丸くて人の妊婦みたいな形をした石さ。その黒石が浮いて起き上がって流れて来るのをとても珍しく思ったからね、それで、泊の人たちが引き上げてきて、「渡口の下に石が浮き上がって来られたのは、渡口の風水神のはずだから、みんなで渡口に祀ろうね。」と言って、向こうにちょうどテラのようにして、この家を葺いて拝所を造って安置したそうだ。そしたら、その神様のおかげで栄えたから、ここの渡口の人はもうたいへん信じて、正月、五月と子どもが生まれたら、みんなで向こうを拝んでいるんだよ。この浜崎のビジュルには、和仁屋、熱田の他シマからも、南の方の首里、那覇、泊からもたくさん来られるんだよ。それは、泊大屋の元祖が祀られ、成し広げなさって、それが向こうの首里、那覇に広がってこられたから、あんなに拝みをしに来られるんだろうなあと思っているんですよ。
全体の記録時間数 2:04
物語の時間数 1:40
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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