真玉橋の人柱(共通語)

概要

豊見城という村に真玉橋があった。橋をかけてもいつも水に流されて、何度も何度もそんなことがあった。その時に、物知りなユタがいて、その人が言うには「この橋は七色ムティ女という人柱を埋めないとこの橋はもたないよ。」と言った。そのあと御主加那志は沖縄中を七色ムティの女を探したが見つからず、最後に残ったのが言い出した女だった。七色ムティだった女は自分が言い出したことだから真玉橋の人柱として埋められた。埋められる前に、娘に「人より先にものを言ってはいけない。」といって戒めた。そうして人柱を埋めて作った真玉橋は壊れることが無かった。この娘はそれからものを話すことがなくなった。男親と国頭の屋敷に行き、そこで育てられていたが、他の女の子たちと浜辺で遊んでいるときに首里の侍に見初められ、縁談が持ち上がったが、話すことができないものを嫁にするわけにはいかないということになって、男親が「あなたの運命が決まるのだから、何か一言でもいいから話しなさい。」と言った。それから娘ははなすようになったという。

再生時間:3:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O361484
CD番号 47O36C056
決定題名 真玉橋の人柱(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮城盛輝
話者名かな みやぎせいき
生年月日 18930603
性別
出身地 沖縄県北中城村字渡口
記録日 9810923
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字渡口調査16班T19A24
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 豊見城,真玉橋,橋,ユタ,七色ムティ,人柱
梗概(こうがい) 豊見城という村に真玉橋があった。橋をかけてもいつも水に流されて、何度も何度もそんなことがあった。その時に、物知りなユタがいて、その人が言うには「この橋は七色ムティ女という人柱を埋めないとこの橋はもたないよ。」と言った。そのあと御主加那志は沖縄中を七色ムティの女を探したが見つからず、最後に残ったのが言い出した女だった。七色ムティだった女は自分が言い出したことだから真玉橋の人柱として埋められた。埋められる前に、娘に「人より先にものを言ってはいけない。」といって戒めた。そうして人柱を埋めて作った真玉橋は壊れることが無かった。この娘はそれからものを話すことがなくなった。男親と国頭の屋敷に行き、そこで育てられていたが、他の女の子たちと浜辺で遊んでいるときに首里の侍に見初められ、縁談が持ち上がったが、話すことができないものを嫁にするわけにはいかないということになって、男親が「あなたの運命が決まるのだから、何か一言でもいいから話しなさい。」と言った。それから娘ははなすようになったという。
全体の記録時間数 3:37
物語の時間数 3:27
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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