
仲順大主は男の子が三人いた。ある時、黄金の入った甕を山に隠して「誰にこの黄金をあげようかな、子供の心を試してからにしょう。」とまず長男に「私は病気で食べ物をとることができない、お前の子供を捨てて、お乳を飲ませてくれ。」と言ったら、「大主は年を取っているのだから死ぬのならそれでいい、子供を殺すことはできない。」と答えた。次男に同じように言うと「大主は狂っている、子供を殺すことはできない。」と答えた三男に言うと「お乳を差し上げます。親は産むことはできない。子供は産める。」と言うと「お前の子供はアガリモー(東の森)の三本松の下に穴を掘って埋めてお乳を飲ましてくれ。」と言った。そして三本松の下に穴を掘って子供を埋めることになり、妻は子供を抱き、三男は鍬で穴を堀り、一鍬入れては子供の顔を見上げ、二鍬入れては子供を見上げ、三鍬目を入れるとバンみかして黄金の甕が出てきた。三男はまるごともらった。そして妻は子供を抱え三男は鍬を持って家に帰りお祝いをした。
| レコード番号 | 47O361431 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C054 |
| 決定題名 | 子供の肝(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉亀 |
| 話者名かな | ひがかめ |
| 生年月日 | 18930610 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村和仁屋 |
| 記録日 | 19810923 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村字和仁屋調査11班T17A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 21歳から23歳の頃に芝居で観た。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 仲順大主,親孝行,子供の肝,三男 |
| 梗概(こうがい) | 仲順大主は男の子が三人いた。ある時、黄金の入った甕を山に隠して「誰にこの黄金をあげようかな、子供の心を試してからにしょう。」とまず長男に「私は病気で食べ物をとることができない、お前の子供を捨てて、お乳を飲ませてくれ。」と言ったら、「大主は年を取っているのだから死ぬのならそれでいい、子供を殺すことはできない。」と答えた。次男に同じように言うと「大主は狂っている、子供を殺すことはできない。」と答えた三男に言うと「お乳を差し上げます。親は産むことはできない。子供は産める。」と言うと「お前の子供はアガリモー(東の森)の三本松の下に穴を掘って埋めてお乳を飲ましてくれ。」と言った。そして三本松の下に穴を掘って子供を埋めることになり、妻は子供を抱き、三男は鍬で穴を堀り、一鍬入れては子供の顔を見上げ、二鍬入れては子供を見上げ、三鍬目を入れるとバンみかして黄金の甕が出てきた。三男はまるごともらった。そして妻は子供を抱え三男は鍬を持って家に帰りお祝いをした。 |
| 全体の記録時間数 | 5:02 |
| 物語の時間数 | 4:43 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |