
仲順大主には子供が三人いた。大主は大事な宝物を持っていた。この宝をどの子供にくれるかきめるため、どの子が親を大事にするか試すことにした。長男に「わたしは年をとり食べることもろくにできないから、お前の子供を殺して私に乳をくれ」と言った。長男は断った。次男にも同じように言ったが次男も断った。最後に三男を呼び出した。三男は「子供はまた生むことができるが、親は二度と会えないから」と子供を殺すことを承知した。大主は三本松の下に子供を埋める穴を掘るように三男に言い、鍬を一回落としてツッケーと言い、ニ回目にタケーと言い、三回掘りなさいと言った。その通りにすると三回目で宝物が出てきた。それで子供の命は助かった。
| レコード番号 | 47O383484 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C178 |
| 決定題名 | 子供の肝 仲順流り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 普天間ヒロ |
| 話者名かな | ふてんまひろ |
| 生年月日 | 19151223 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城村 |
| 記録日 | 19810705 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 中頭郡北中城村 T13 A16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 仲順大主,子供,三人,宝物,長男,乳,次男,三男,殺す,三本松,穴,鍬,ツッケー,タケー |
| 梗概(こうがい) | 仲順大主には子供が三人いた。大主は大事な宝物を持っていた。この宝をどの子供にくれるかきめるため、どの子が親を大事にするか試すことにした。長男に「わたしは年をとり食べることもろくにできないから、お前の子供を殺して私に乳をくれ」と言った。長男は断った。次男にも同じように言ったが次男も断った。最後に三男を呼び出した。三男は「子供はまた生むことができるが、親は二度と会えないから」と子供を殺すことを承知した。大主は三本松の下に子供を埋める穴を掘るように三男に言い、鍬を一回落としてツッケーと言い、ニ回目にタケーと言い、三回掘りなさいと言った。その通りにすると三回目で宝物が出てきた。それで子供の命は助かった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:56 |
| 物語の時間数 | 3:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |