継子の木の実拾い(シマグチ)

概要

先妻は女児を生んで、後妻の自分も女児を生んだわけです。そうして、自分の子には良くして、先妻の子には良くしていなかったわけ。その継子に袋の破れているのを持たせて山に木の実を拾わせに行かせたわけよ。「この袋が一杯になったら帰って来ていいよ。」と継母は継子に言って山にやったけど、その継子の持つ袋は、破れているのだから入れても入れても満たないでしょう。それで、継子は、家に帰れないから、山の中にある坊主の家に行ったらしい。そしたら、坊主がその先妻の子に、「ここでは夜はね、博打打ちが来て宝物がでるので、それを取りなさいよ。」と言ったって。先妻の子は、坊主が教えるようにやって幾つも宝物を取って家へ来たんだよ。家に帰って継母にその話をしたら、後妻は先妻の子がたくさん宝物拾って帰って来たので、「自分の子も拾わせよう。」と自分の子もその山の中の坊主の家に行かせたって。その晩も博打打ちが来てその子を見たら、「あの宝はその子が取ったんだ。」と言ってよ、継母の子は乱暴されたって。それだけで終わり。

再生時間:1:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O383417
CD番号 47O38C175
決定題名 継子の木の実拾い(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 新里ヨシ
話者名かな しんざとよし
生年月日 19020315
性別
出身地 沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場
記録日 19810705
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T10 B25
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城村の民話 P493
キーワード 先妻,女児,後妻,継子,袋,木の実,坊主,博打打ち,宝物,継母
梗概(こうがい) 先妻は女児を生んで、後妻の自分も女児を生んだわけです。そうして、自分の子には良くして、先妻の子には良くしていなかったわけ。その継子に袋の破れているのを持たせて山に木の実を拾わせに行かせたわけよ。「この袋が一杯になったら帰って来ていいよ。」と継母は継子に言って山にやったけど、その継子の持つ袋は、破れているのだから入れても入れても満たないでしょう。それで、継子は、家に帰れないから、山の中にある坊主の家に行ったらしい。そしたら、坊主がその先妻の子に、「ここでは夜はね、博打打ちが来て宝物がでるので、それを取りなさいよ。」と言ったって。先妻の子は、坊主が教えるようにやって幾つも宝物を取って家へ来たんだよ。家に帰って継母にその話をしたら、後妻は先妻の子がたくさん宝物拾って帰って来たので、「自分の子も拾わせよう。」と自分の子もその山の中の坊主の家に行かせたって。その晩も博打打ちが来てその子を見たら、「あの宝はその子が取ったんだ。」と言ってよ、継母の子は乱暴されたって。それだけで終わり。
全体の記録時間数 1:45
物語の時間数 1:20
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP