
城間仲は、相当財産家でもあったはずと思っている。召使の女があっちに使われているんです。それで、豆腐するときに豆腐を作るときは苦汁ではしない。海の潮で今でもやってるところもあるよ。その女中が浦添の城間の下に城間仲に海に行って潮を汲みに降りてみたら、立派な平たい石があったそうだ。そこで潮を汲んで来て豆腐を作った場合に、その豆腐が上出来しよったと。それでね、城間仲の親父がその女中に、 「あんたのはどこから汲んで来たか。」と聞いたら、「あっちに平たい石があるから、あの石の側でいつでも汲んでるよ。」「それはどこか。」と聞いて、城間仲の親父が後でそっちに行って見たところ、その石の下に宝があったと。そしたら、城間仲はそのまたその女中に宝物も金もくれて、「あんたは後何年年期があるが帰ってもいい。」と言うて帰してやったそうだ。この城間仲はまた、ムヌクーヤーがですね、正月の場合に、食べ物がないもんだから天井に住んでいた。それを城間仲の主が分かってですね、「天井なかいうる人、降りてきなさい。歳の夜だからたくさん肉も食べて帰りなさい。」と言って、食べさせてやって、肉まで持たして帰してやったそうだ。あれはね、人を助けるから、今になって大きな土地を持った大金持ちになって、城間仲は、今県で賃貸料一番多く取っているというよ。
| レコード番号 | 47O383340 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C171 |
| 決定題名 | 城間仲 岩の下の黄金 大年の盗人(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉為昌 |
| 話者名かな | ひがいしょう |
| 生年月日 | 19031027 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城村字仲順 |
| 記録日 | 19810705 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 中頭郡北中城村 T08 B24 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 曽祖父から夕食後、夕涼みの時に聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 城間仲,財産家,召使の女,豆腐,苦汁,潮,女中,浦添,城間,平たい石,宝,ムヌクーヤー,正月,歳の夜,肉,大金持ち |
| 梗概(こうがい) | 城間仲は、相当財産家でもあったはずと思っている。召使の女があっちに使われているんです。それで、豆腐するときに豆腐を作るときは苦汁ではしない。海の潮で今でもやってるところもあるよ。その女中が浦添の城間の下に城間仲に海に行って潮を汲みに降りてみたら、立派な平たい石があったそうだ。そこで潮を汲んで来て豆腐を作った場合に、その豆腐が上出来しよったと。それでね、城間仲の親父がその女中に、 「あんたのはどこから汲んで来たか。」と聞いたら、「あっちに平たい石があるから、あの石の側でいつでも汲んでるよ。」「それはどこか。」と聞いて、城間仲の親父が後でそっちに行って見たところ、その石の下に宝があったと。そしたら、城間仲はそのまたその女中に宝物も金もくれて、「あんたは後何年年期があるが帰ってもいい。」と言うて帰してやったそうだ。この城間仲はまた、ムヌクーヤーがですね、正月の場合に、食べ物がないもんだから天井に住んでいた。それを城間仲の主が分かってですね、「天井なかいうる人、降りてきなさい。歳の夜だからたくさん肉も食べて帰りなさい。」と言って、食べさせてやって、肉まで持たして帰してやったそうだ。あれはね、人を助けるから、今になって大きな土地を持った大金持ちになって、城間仲は、今県で賃貸料一番多く取っているというよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:19 |
| 物語の時間数 | 1:59 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |