チョーフグン親方(共通語)

概要

琉球と薩摩の戦争にまつわるような伝説ですがね。チョーフグン親方という人は身体が鉄で出来ているものだから、薩摩が攻めて来たら、生きていて千人の相手を殺したと言うんです。そのチョウフグン親方は、いわゆる不意打ちをくらって死んだわけですよね。散髪のときに。たまたま喉仏のところだけが肉だったといわゆる弱点だったわけですね。それを、この理髪師に切られてしまって、いよいよ命を落としたと。そのときに、この理髪師を捕まえてですね、股を引き裂いて一つは東の海、一つは西の海に投げ込んだ言う話があるんです。その理髪師を二つに引き裂いて投げる場合に、「西の海が鳴ったら雨降りなさい。東の海が鳴ったら風吹きなさい。」と言ったから、それが昔はその通りにずっと伝えられて、「東の海が鳴るからもう風がくるなあ。台風がくるなあ。」というふうな言い伝えがあります。また、西の海だったら、「これは雨だ。」と言うふうに、伝えていました。とうとうその後、チョーフグン親方死んだらしいと聞いたから、薩摩は、「今攻め込んで行こう。」と薩摩が攻め込んで来たんです。もう琉球は、チョーフグン親方が死んでいるからどうしようもない。それで、墓に入れておいたチョーフグン親方をそこのところに立てて置いたらしいですよ。チョーフグンさんは、この死んで蛆がわいていて、蛆がだらだらと出おった。そうしたら、 「あの人はまだ元気でハチャグミ食べおる。」と言って、みんな逃げて自分で切腹したらしい。だから、チョーフグン親方は、「生きて千人、死んでも千人殺した。」と言う。

再生時間:2:04

民話詳細DATA

レコード番号 47O383325
CD番号 47O38C170
決定題名 チョーフグン親方(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新垣進市 花城康福
話者名かな あらがきしんいち はなしろこうふく
生年月日 19350123 19161125
性別 男 男
出身地 不明 沖縄県中頭郡北谷町
記録日 19810705
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T08 B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,20
発句(ほっく)
伝承事情 祖父母から聞いた。
文字化資料
キーワード 琉球,薩摩,戦争,伝説,チョーフグン親方,身体,鉄,千人,散髪,喉仏,弱点,理髪師,股,西の海,雨降り,東の海,風,墓,蛆,ハチャグミ,切腹,生きて千人,死んで千人
梗概(こうがい) 琉球と薩摩の戦争にまつわるような伝説ですがね。チョーフグン親方という人は身体が鉄で出来ているものだから、薩摩が攻めて来たら、生きていて千人の相手を殺したと言うんです。そのチョウフグン親方は、いわゆる不意打ちをくらって死んだわけですよね。散髪のときに。たまたま喉仏のところだけが肉だったといわゆる弱点だったわけですね。それを、この理髪師に切られてしまって、いよいよ命を落としたと。そのときに、この理髪師を捕まえてですね、股を引き裂いて一つは東の海、一つは西の海に投げ込んだ言う話があるんです。その理髪師を二つに引き裂いて投げる場合に、「西の海が鳴ったら雨降りなさい。東の海が鳴ったら風吹きなさい。」と言ったから、それが昔はその通りにずっと伝えられて、「東の海が鳴るからもう風がくるなあ。台風がくるなあ。」というふうな言い伝えがあります。また、西の海だったら、「これは雨だ。」と言うふうに、伝えていました。とうとうその後、チョーフグン親方死んだらしいと聞いたから、薩摩は、「今攻め込んで行こう。」と薩摩が攻め込んで来たんです。もう琉球は、チョーフグン親方が死んでいるからどうしようもない。それで、墓に入れておいたチョーフグン親方をそこのところに立てて置いたらしいですよ。チョーフグンさんは、この死んで蛆がわいていて、蛆がだらだらと出おった。そうしたら、 「あの人はまだ元気でハチャグミ食べおる。」と言って、みんな逃げて自分で切腹したらしい。だから、チョーフグン親方は、「生きて千人、死んでも千人殺した。」と言う。
全体の記録時間数 3:15
物語の時間数 2:04
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP