蚕神と馬(共通語)

概要

昔、ずっと昔、あるところに娘が家出してしまって捜しても帰ってこないから、養っている馬に、「娘を捜してきたら、この娘をあんたにあげる。」と馬に言ったそうです。そしたら、この馬はどこもかも歩き廻って娘を捜して乗せて帰って来た。だけど、馬に娘を上げることできないでしょう。それで、そのまま馬を養っていると、この馬はいつも暴れてガンガンして暴れているから、「ああ、もう殺さんといかない。」と言って、その馬を殺して皮を干してあったって。娘がその近くを歩いていたら、石垣の上に干してあった皮が飛んできて、娘の顔にかぶして、それから身体にみんなかぶさったら、蚕になったそうです。だから、蚕は神の虫と言って、どんなに虫を怖がる人でも、あれは小さいうちから育てるから、大きくなっても捕まえているさ。私も大変虫を怖がるんだが、神の虫と言っているから、蚕だけは平気だったよ。お婆さんからこんな話聞いた。

再生時間:0:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O383278
CD番号 47O38C168
決定題名 蚕神と馬(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉ハル
話者名かな ひがはる
生年月日 19121222
性別
出身地 沖縄県中頭郡北中城村字仲順
記録日 19810705
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T07 B11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P400
キーワード 娘,家出,馬,皮,顔,蚕,神の虫
梗概(こうがい) 昔、ずっと昔、あるところに娘が家出してしまって捜しても帰ってこないから、養っている馬に、「娘を捜してきたら、この娘をあんたにあげる。」と馬に言ったそうです。そしたら、この馬はどこもかも歩き廻って娘を捜して乗せて帰って来た。だけど、馬に娘を上げることできないでしょう。それで、そのまま馬を養っていると、この馬はいつも暴れてガンガンして暴れているから、「ああ、もう殺さんといかない。」と言って、その馬を殺して皮を干してあったって。娘がその近くを歩いていたら、石垣の上に干してあった皮が飛んできて、娘の顔にかぶして、それから身体にみんなかぶさったら、蚕になったそうです。だから、蚕は神の虫と言って、どんなに虫を怖がる人でも、あれは小さいうちから育てるから、大きくなっても捕まえているさ。私も大変虫を怖がるんだが、神の虫と言っているから、蚕だけは平気だったよ。お婆さんからこんな話聞いた。
全体の記録時間数 1:23
物語の時間数 0:56
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP