義本王の遺児の墓(シマグチ)

概要

私の叔父が大病にかかったとき、私の父母が物知りに行ったって。そしたら客がたくさん座っているから、端に行って座ったら、物知りがみんなを台所に下がらせて、私の父母に正座しておじぎをしたので、どうしたのかなあと父母が思ったそうですが、そのユタが首を上げて、すぐ証しをしたって。「平安山御嶽にあなたたち一門の遺骨があります。」と言うからその人を頼って平安山御嶽へ行かれたさ。昔の王様は勤めで遠くも、近くへも行かれるときにあっちにもこっちにも子供がお出来になったそうよ。義本王の一番妻は大里城からいらっしゃった。平安山御嶽にいらっしゃるのは別な妻の子供だったわけです。平安山御嶽に行って見ると、その子供の遺骨は乳母のふところから出て亡くなった形だったって。それで、そこからお連れして、仲順一門の上ヌ安里の花崎が拝むウナジャラ御墓の下のお墓小にお迎えして、その子供の墓を造ったので、ナスの御嶽ではまた太陽の落ちかけるころに一週間歌を歌ったって。ウナジャラお墓とナスの御嶽とは繋がっているのですよ。

再生時間:1:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O383274
CD番号 47O38C168
決定題名 義本王の遺児の墓(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 比嘉キヨ子
話者名かな ひがきよこ
生年月日 19101029
性別
出身地 沖縄県中頭郡北中城村字仲順
記録日 19810705
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 中頭郡北中城村 T07 B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,90
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P83
キーワード 大病,物知り,正座,おじぎ,ユタ,証し,平安山御嶽,一門,遺骨,義本王,大里城,遺骨,乳母,上ヌ安里,花崎,拝む,ウナジャラ御墓,ナスの御嶽,歌,
梗概(こうがい) 私の叔父が大病にかかったとき、私の父母が物知りに行ったって。そしたら客がたくさん座っているから、端に行って座ったら、物知りがみんなを台所に下がらせて、私の父母に正座しておじぎをしたので、どうしたのかなあと父母が思ったそうですが、そのユタが首を上げて、すぐ証しをしたって。「平安山御嶽にあなたたち一門の遺骨があります。」と言うからその人を頼って平安山御嶽へ行かれたさ。昔の王様は勤めで遠くも、近くへも行かれるときにあっちにもこっちにも子供がお出来になったそうよ。義本王の一番妻は大里城からいらっしゃった。平安山御嶽にいらっしゃるのは別な妻の子供だったわけです。平安山御嶽に行って見ると、その子供の遺骨は乳母のふところから出て亡くなった形だったって。それで、そこからお連れして、仲順一門の上ヌ安里の花崎が拝むウナジャラ御墓の下のお墓小にお迎えして、その子供の墓を造ったので、ナスの御嶽ではまた太陽の落ちかけるころに一週間歌を歌ったって。ウナジャラお墓とナスの御嶽とは繋がっているのですよ。
全体の記録時間数 2:09
物語の時間数 1:55
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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