
昔、兄と妹の兄妹がいました。兄がとても乱暴者で村中を騒がして、またみんなに「ウナー(鬼)」と呼ばれていた。妹はこのような兄をどうにかしなければと知恵を働かせて兄に「海の端へ遊びに行こう」と誘って連れてきた。食べ物を持っているので「お兄さんも食べなさい」といい、兄を海の側に座らせた。兄に食べさせたのは石や鉄を餅の中に入れたもので、兄は食べようとするが食べられない。妹は「私はこれくらいのものならいくらでも食べられる」という。妹の餅には何も入ってなかったのでたくさん食べられた。兄はそれを見て「はぁ、もうこれにはかなわない、自分はこれにどんなことされるのかわからない」と後ずさりをするうちに、この鬼は崖から落ちて死んだ。
| レコード番号 | 47O383239 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C166 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大田ヨシ子 |
| 話者名かな | おおたよしこ |
| 生年月日 | 19240705 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場 |
| 記録日 | 19810705 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 中頭郡北中城村 T06 A14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 兄妹,乱暴者,ウナー,鬼,知恵,海,食べ物,石,鉄,餅,崖,死んだ |
| 梗概(こうがい) | 昔、兄と妹の兄妹がいました。兄がとても乱暴者で村中を騒がして、またみんなに「ウナー(鬼)」と呼ばれていた。妹はこのような兄をどうにかしなければと知恵を働かせて兄に「海の端へ遊びに行こう」と誘って連れてきた。食べ物を持っているので「お兄さんも食べなさい」といい、兄を海の側に座らせた。兄に食べさせたのは石や鉄を餅の中に入れたもので、兄は食べようとするが食べられない。妹は「私はこれくらいのものならいくらでも食べられる」という。妹の餅には何も入ってなかったのでたくさん食べられた。兄はそれを見て「はぁ、もうこれにはかなわない、自分はこれにどんなことされるのかわからない」と後ずさりをするうちに、この鬼は崖から落ちて死んだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:57 |
| 物語の時間数 | 1:38 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |