
この人は、はっきり私は分からなくなっているが、やっぱり王の側役人なんですかね。今、今考えてみると何というか、水戸黄門の様ではないか。例えばね、あのー、村々に地頭がいるでしょう。この地頭達は悪い事したり何かしたらこれは公事に取り上げられて、この免許はなくなったようだと言っている。だから、これを考えても考えられない。聞いてるだけしか出来ないので、ああ、聞いても全部が全部の話は尻切れになる。北谷にこの人がいらっしゃって、やはり、北谷に勤めることになったので、この人をもう、王は手放したがらないから、首里城の王は、手放したがらなかったので、もう年いっているので「あなた、隠居しなさい」と言われてね。それで北谷の村にいらして、今度はここから首里に通うところで、味噌も塩もなく、私達は具のない汁を食べているよ。というような王との話なんですよ。だから「ああ、可哀相にそうやって田舎に帰ったらそういう生活をしているのか。だったらここから味噌も塩も持って行きなさい」と王は持たせた。弟子に王の命令として持たせたわけです。そうしたらこの人は、持っていこうとしたが、すぐ持っていくというのはとてもはずかしいというのがあるでしょう。葉っぱを探してきて、これに木の枝を折って木の枝を折って刺せと、この味噌に。そうすると、花木のようにしてこうしてそのままで持っていらっしゃいと。北谷まで。そうしたら、「いつの何日かまた、そうそうして遊びに来ます。」とこの人は王に言ったら、この人をとても御辞儀させる方法があるか。全く頭を下げる人ではないと、二人共同じ事を考えているんですよ。そしてわざわざ竹の葉、竹をこうして折って、この竹をこうして全部取って門口にああして低くして、そうしたらここにおじいさんと同じように入らないといけないようで、そうするといつ頃来る頃、家の前に来て、番人なんですよ坊主御主が。番人をしていたところ、この人が頭を下げて入ったと。入ったら、「ああ、あなたの所のここは低いなぁ。」と言った。そして、この人は、「・・・あなたでも御辞儀をするんですね。」と言った。返答は。そうして、あのー本当これだけ私は覚えていますが、・・・ああ、私に頭を下げた。と言ったようです。だから「ああまた、あなたにだまされたか」と言ったと。王は。「またあなたにだまされたのか」と・・・負けたと言った。
| レコード番号 | 47O375249 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C224 |
| 決定題名 | 坊主御主の話(方言) |
| 話者がつけた題名 | 坊主御主の話 |
| 話者名 | 我那覇英次郎 |
| 話者名かな | がなはえいじろう |
| 生年月日 | 19100412 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村比謝矼 |
| 記録日 | 19770226 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第1班 |
| 元テープ番号 | 読谷村比謝矼T03A04 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P288 |
| キーワード | 王の側役人,地頭,公事,首里城の王,隠居,味噌も塩もない,木の枝,北谷,御辞儀 |
| 梗概(こうがい) | この人は、はっきり私は分からなくなっているが、やっぱり王の側役人なんですかね。今、今考えてみると何というか、水戸黄門の様ではないか。例えばね、あのー、村々に地頭がいるでしょう。この地頭達は悪い事したり何かしたらこれは公事に取り上げられて、この免許はなくなったようだと言っている。だから、これを考えても考えられない。聞いてるだけしか出来ないので、ああ、聞いても全部が全部の話は尻切れになる。北谷にこの人がいらっしゃって、やはり、北谷に勤めることになったので、この人をもう、王は手放したがらないから、首里城の王は、手放したがらなかったので、もう年いっているので「あなた、隠居しなさい」と言われてね。それで北谷の村にいらして、今度はここから首里に通うところで、味噌も塩もなく、私達は具のない汁を食べているよ。というような王との話なんですよ。だから「ああ、可哀相にそうやって田舎に帰ったらそういう生活をしているのか。だったらここから味噌も塩も持って行きなさい」と王は持たせた。弟子に王の命令として持たせたわけです。そうしたらこの人は、持っていこうとしたが、すぐ持っていくというのはとてもはずかしいというのがあるでしょう。葉っぱを探してきて、これに木の枝を折って木の枝を折って刺せと、この味噌に。そうすると、花木のようにしてこうしてそのままで持っていらっしゃいと。北谷まで。そうしたら、「いつの何日かまた、そうそうして遊びに来ます。」とこの人は王に言ったら、この人をとても御辞儀させる方法があるか。全く頭を下げる人ではないと、二人共同じ事を考えているんですよ。そしてわざわざ竹の葉、竹をこうして折って、この竹をこうして全部取って門口にああして低くして、そうしたらここにおじいさんと同じように入らないといけないようで、そうするといつ頃来る頃、家の前に来て、番人なんですよ坊主御主が。番人をしていたところ、この人が頭を下げて入ったと。入ったら、「ああ、あなたの所のここは低いなぁ。」と言った。そして、この人は、「・・・あなたでも御辞儀をするんですね。」と言った。返答は。そうして、あのー本当これだけ私は覚えていますが、・・・ああ、私に頭を下げた。と言ったようです。だから「ああまた、あなたにだまされたか」と言ったと。王は。「またあなたにだまされたのか」と・・・負けたと言った。 |
| 全体の記録時間数 | 3:08 |
| 物語の時間数 | 3:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |