真玉橋の人柱(方言)

概要

まず真玉橋の由来記の話ですが、それを聞いただけ話します。この七色ムーティーという話ですが、どうして七色しているかというと、これはやっぱり神様の生まれだったのか、神人だったのかそれは分からなかった。この真玉橋を架ける工事をすることになって。石が崩れたりして、何回も架けなおしても崩れたりした。 そこで今度はその橋を架けた橋武将たちは「もう一回架けてもそれが壊れるなら、君達は討ち首」と言われた。死刑といわれたので、もうその人達はとても心配して涙を落としている所に、この七色のムーティ、チラーという女の人が、「どうしてそんなに心配そうに泣いているのか」と言ったので、正直にこの大工達は話をした。。「実はこのように、これを完成させないと、またも壊れたら死刑される立場になっている」と言ったら、チラーは可哀相に思って自分で秘密をもらした。今度は国中探して、その七色のムーティーをしている女をそこに埋めたらその柱は壊れないと言うと大工達は安心した。また国中の女の人達を集めて、そのムーティーを調べたが何処にも居なかった。この言った人チラーに当った。そこにこの女を人柱として埋めたらその次から壊れなくなったその橋は。 またこのチラーという子は、ナバグヮーといった。このナバグヮーという子どもは大きくなって、国頭へ行って親子で生活をしていたが。首里から下りて行って生活していたがね。またそこで生活は親子でしていたが。たまに橋武将の長男が視察で山原へきた時に、そのナバグァーを見て「とても美人がいる」と、この人が自分の妻にしたいと思った。もうそのひとが未練をかけて尋ね尋ねして、浜で「あなたは何処の誰か」と言っても、女の子はおしなのでなにも返事はしませんでした。それでも未練はかかって、是非その女を妻にするといって首里に連れて行く事になりました。今度は首里に行ったら、親が「そのように物も言わない者は妻にはさせない」と言ったので、ちょうどその日に始めて物を言ったという話ですが。またこの長男、金松という人は本当は真玉橋を架けた橋武将の子どもだった。それからまた今度は、その人柱をあてたチラーの子どもはおしであったが、その人と夫婦になっていろいろ分かったお陰で、立派にこの人柱の恩も返して、互いにこの二人を夫婦にするという話を聞きましたが。

再生時間:3:32

民話詳細DATA

レコード番号 47O375240
CD番号 47O37C224
決定題名 真玉橋の人柱(方言)
話者がつけた題名 ナナイルムーティー
話者名 我那覇英次郎
話者名かな がなはえいじろう
生年月日 19100412
性別
出身地 沖縄県読谷村比謝矼
記録日 19770226
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第16班
元テープ番号 読谷村比謝矼T02B07
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P272
キーワード 真玉橋,七色ムーティー,神様,橋武将,壊れる,死刑,女を埋める,チラー,ナバグヮー,国頭,橋武将の長男が,妻にしたい,物も言わない,金松,人柱の恩,夫婦
梗概(こうがい) まず真玉橋の由来記の話ですが、それを聞いただけ話します。この七色ムーティーという話ですが、どうして七色しているかというと、これはやっぱり神様の生まれだったのか、神人だったのかそれは分からなかった。この真玉橋を架ける工事をすることになって。石が崩れたりして、何回も架けなおしても崩れたりした。 そこで今度はその橋を架けた橋武将たちは「もう一回架けてもそれが壊れるなら、君達は討ち首」と言われた。死刑といわれたので、もうその人達はとても心配して涙を落としている所に、この七色のムーティ、チラーという女の人が、「どうしてそんなに心配そうに泣いているのか」と言ったので、正直にこの大工達は話をした。。「実はこのように、これを完成させないと、またも壊れたら死刑される立場になっている」と言ったら、チラーは可哀相に思って自分で秘密をもらした。今度は国中探して、その七色のムーティーをしている女をそこに埋めたらその柱は壊れないと言うと大工達は安心した。また国中の女の人達を集めて、そのムーティーを調べたが何処にも居なかった。この言った人チラーに当った。そこにこの女を人柱として埋めたらその次から壊れなくなったその橋は。 またこのチラーという子は、ナバグヮーといった。このナバグヮーという子どもは大きくなって、国頭へ行って親子で生活をしていたが。首里から下りて行って生活していたがね。またそこで生活は親子でしていたが。たまに橋武将の長男が視察で山原へきた時に、そのナバグァーを見て「とても美人がいる」と、この人が自分の妻にしたいと思った。もうそのひとが未練をかけて尋ね尋ねして、浜で「あなたは何処の誰か」と言っても、女の子はおしなのでなにも返事はしませんでした。それでも未練はかかって、是非その女を妻にするといって首里に連れて行く事になりました。今度は首里に行ったら、親が「そのように物も言わない者は妻にはさせない」と言ったので、ちょうどその日に始めて物を言ったという話ですが。またこの長男、金松という人は本当は真玉橋を架けた橋武将の子どもだった。それからまた今度は、その人柱をあてたチラーの子どもはおしであったが、その人と夫婦になっていろいろ分かったお陰で、立派にこの人柱の恩も返して、互いにこの二人を夫婦にするという話を聞きましたが。
全体の記録時間数 3:32
物語の時間数 3:32
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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