雨蛙不孝(方言)

概要

あれはね、親の言うことはは全部逆らっていたそうだ。言葉に背いて、潮を汲んで来なさいと言うと水を汲んで来て、これはまた、水を汲んで来なさいと言うと潮を汲んで来て全部反対にしたそうだ。だから、親が死ぬ間際になったので、これは「川の側に葬りなさいよ」と言うと反対にするだろうからといって、「私が死んだら川の側に葬りなさい」と言ったそうだ。これはまた本当に陸で葬るだろうと思ったが、これは守って川原のそばで葬ったそうだ。親が亡くなったからね。そうしたら、この「カークーカークー」と鳴くのは「ああ、私の親は、雨が降るから流されてしまう」といって「カークーカークー」するそうだ。だから、あの雨蛙が鳴くと、「ああ、やがて雨が降るな」と言うんだよ、私達も。そうだよ。

再生時間:0:58

民話詳細DATA

レコード番号 47O375211
CD番号 47O37C223
決定題名 雨蛙不孝(方言)
話者がつけた題名 雨蛙不孝
話者名 山城カマド
話者名かな やましろかまど
生年月日 19010510
性別
出身地 沖縄県読谷村座喜味
記録日 19770226
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第6班
元テープ番号 読谷村比謝矼T02A02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P251
キーワード 親,潮,水,反対,親が死ぬ間際,川の側,雨,
梗概(こうがい) あれはね、親の言うことはは全部逆らっていたそうだ。言葉に背いて、潮を汲んで来なさいと言うと水を汲んで来て、これはまた、水を汲んで来なさいと言うと潮を汲んで来て全部反対にしたそうだ。だから、親が死ぬ間際になったので、これは「川の側に葬りなさいよ」と言うと反対にするだろうからといって、「私が死んだら川の側に葬りなさい」と言ったそうだ。これはまた本当に陸で葬るだろうと思ったが、これは守って川原のそばで葬ったそうだ。親が亡くなったからね。そうしたら、この「カークーカークー」と鳴くのは「ああ、私の親は、雨が降るから流されてしまう」といって「カークーカークー」するそうだ。だから、あの雨蛙が鳴くと、「ああ、やがて雨が降るな」と言うんだよ、私達も。そうだよ。
全体の記録時間数 0:58
物語の時間数 0:58
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP