
護佐丸とね、阿麻和利の戦争があったわけさーね。この場合に、護佐丸は自決するわけさーね、あの親子とも。だけど一番末っ子のね、盛親とか何とかいうまだ赤子であるわけさーね。これを剣で胸を刺そうとしたら、笑ったもんだから、護佐丸はこれは刺すことは出来ないでね。だったらこの乳母、言えば養母かな。言えば乳母てー、おっぱい飲ますぬ、これに頼んでねこの末っ子だけはね、何とかあんたの力で育ててくれということで、城から逃かすわけさー。逃かしたら、今度はもうこれを抱いて、その乳母は一生懸命逃げるわけさーね。もうあまり渇いたもんだからねこの乳母は、敵はもう後から追うて来るということは知っているから、でも渇いているもんだから、水一杯飲まんとこれは困ると思って民家に入ってね。その家の人が、こっちにお茶が入っているからね、お茶一杯これこれ飲んで行きなさいと。やってその乳母はね一杯飲んで、もう慌てておるもんだから、すぐ立とうとしたらね、このまた家の人が「あ、あと一杯飲んで行きなさい」と言って、そのまたやったわけさーね。その瞬間に敵はその門を抜けたと。そうしてその後の一杯で命が助かったという話があるわけ。
| レコード番号 | 47O375196 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C222 |
| 決定題名 | お茶二杯(共通語) |
| 話者がつけた題名 | お茶二杯 |
| 話者名 | 比嘉山三 |
| 話者名かな | ひがさんぞう |
| 生年月日 | 19110720 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村比謝矼 |
| 記録日 | 19770226 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第2班 |
| 元テープ番号 | 読谷村比謝矼T01A28 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 護佐丸,阿麻和利,自決,末っ子,盛親,赤子,乳母,お茶一杯 |
| 梗概(こうがい) | 護佐丸とね、阿麻和利の戦争があったわけさーね。この場合に、護佐丸は自決するわけさーね、あの親子とも。だけど一番末っ子のね、盛親とか何とかいうまだ赤子であるわけさーね。これを剣で胸を刺そうとしたら、笑ったもんだから、護佐丸はこれは刺すことは出来ないでね。だったらこの乳母、言えば養母かな。言えば乳母てー、おっぱい飲ますぬ、これに頼んでねこの末っ子だけはね、何とかあんたの力で育ててくれということで、城から逃かすわけさー。逃かしたら、今度はもうこれを抱いて、その乳母は一生懸命逃げるわけさーね。もうあまり渇いたもんだからねこの乳母は、敵はもう後から追うて来るということは知っているから、でも渇いているもんだから、水一杯飲まんとこれは困ると思って民家に入ってね。その家の人が、こっちにお茶が入っているからね、お茶一杯これこれ飲んで行きなさいと。やってその乳母はね一杯飲んで、もう慌てておるもんだから、すぐ立とうとしたらね、このまた家の人が「あ、あと一杯飲んで行きなさい」と言って、そのまたやったわけさーね。その瞬間に敵はその門を抜けたと。そうしてその後の一杯で命が助かったという話があるわけ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:37 |
| 物語の時間数 | 1:37 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |