比謝ウチョー(方言)

概要

昔は比謝の部落に比謝右京という人がいましたが。その人はとても力があって、力持ちの武士であったが。ひごろその人の煙草盆は石で作られていて、普通の人が二つの手でも持ち上げることが出来なかった。その人は力持ちの武士だったので、昔は賭け試しといって、別の所から勝負をやりに来る習慣があったそうだが。(昔)は今の比謝橋の交通安全の塔がある所まで、山原船が入って来る港になっていたそうですが。その港に船頭達が、ここには比謝右京というとても力持ちがいるといって、賭け試しにきた。その比謝右京は自分の妻に、「向こうから煙草盆持って来て、その人達に是非煙草を差し上げなさい」というような話がでたので、その妻が持ってきた煙草盆は、普通の人が二つの手でも持てないような石で作られた煙草盆だった。その船頭達はそれを見て、賭け試しどころではなく、もうすぐ方法に逃げて行ったという言い伝えが、比謝右京の話があったが。これは隣のお爺さんから私達が十歳ぐらいの時に聞いた話であるから、はっきりは覚えていないが。とにかくそういう比謝右京という大武士が居たということは今でも覚えているが、もうそのくらいだね、私が分かるのは。

再生時間:2:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O375162
CD番号 47O37C221
決定題名 比謝ウチョー(方言)
話者がつけた題名 比謝ウチョー
話者名 佐久川政喜
話者名かな さくがわせいき
生年月日 19251020
性別
出身地 沖縄県読谷村比謝
記録日 20010424
記録者の所属組織 読谷村立歴史民俗資料館
元テープ番号 読谷村比謝T05A01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P187
キーワード 比謝の部落,比謝右京,力持ち,武士,煙草盆,賭け試,勝負,港,船頭,妻
梗概(こうがい) 昔は比謝の部落に比謝右京という人がいましたが。その人はとても力があって、力持ちの武士であったが。ひごろその人の煙草盆は石で作られていて、普通の人が二つの手でも持ち上げることが出来なかった。その人は力持ちの武士だったので、昔は賭け試しといって、別の所から勝負をやりに来る習慣があったそうだが。(昔)は今の比謝橋の交通安全の塔がある所まで、山原船が入って来る港になっていたそうですが。その港に船頭達が、ここには比謝右京というとても力持ちがいるといって、賭け試しにきた。その比謝右京は自分の妻に、「向こうから煙草盆持って来て、その人達に是非煙草を差し上げなさい」というような話がでたので、その妻が持ってきた煙草盆は、普通の人が二つの手でも持てないような石で作られた煙草盆だった。その船頭達はそれを見て、賭け試しどころではなく、もうすぐ方法に逃げて行ったという言い伝えが、比謝右京の話があったが。これは隣のお爺さんから私達が十歳ぐらいの時に聞いた話であるから、はっきりは覚えていないが。とにかくそういう比謝右京という大武士が居たということは今でも覚えているが、もうそのくらいだね、私が分かるのは。
全体の記録時間数 2:07
物語の時間数 2:07
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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