雨蛙不孝(方言)

概要

あれは親不孝者だったそうだ。これはとにかく親の言うことは何でも反対の事をしていたって。昔は、潮水を汲んで来なさいと言ったら水を汲んで来て、とにかく物事を何でも反対にしていたそうだ。そして、今度は親が死ぬような病気になったので、その親は今度は死ぬはずなので本当の事をお願いしても願い通りにはしてくれないはずという考えで、「私が死んだらね、川原の側に葬って(埋めて)くれよ」と頼んだそうだ。そう言えば山の方に(葬って)埋めてくれるだろうと思っていた。そうしたら「川原の方に埋めてくれよ」と言ったので、これはどんな親不孝であっても遺言は聞いてあげなければと考えたわけだよ。そうして、遺言通りにしてあげようと川原の側に墓を造ってそこに埋めたそうだ。(葬ったそうだ)そうしたら、今度は大雨が降って川が溢れたら親は流されないかと心配していた。そして雨降り前になると「もう大変、大雨が降るから私の親は流されるね」と言って雨降り前になると鳴いていたそうだ。

再生時間:2:04

民話詳細DATA

レコード番号 47O375073
CD番号 47O37C217
決定題名 雨蛙不孝(方言)
話者がつけた題名 雨蛙不孝
話者名 真栄田カツ
話者名かな まえだかつ
生年月日 19100110
性別
出身地 沖縄県読谷村大木
記録日 19770225
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第8班
元テープ番号 読谷村比謝T02A02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P151
キーワード 親不孝者,反対の事,潮水,水,親が死ぬ,病気,川原,山,遺言通り,大雨,親が流される,鳴いていた
梗概(こうがい) あれは親不孝者だったそうだ。これはとにかく親の言うことは何でも反対の事をしていたって。昔は、潮水を汲んで来なさいと言ったら水を汲んで来て、とにかく物事を何でも反対にしていたそうだ。そして、今度は親が死ぬような病気になったので、その親は今度は死ぬはずなので本当の事をお願いしても願い通りにはしてくれないはずという考えで、「私が死んだらね、川原の側に葬って(埋めて)くれよ」と頼んだそうだ。そう言えば山の方に(葬って)埋めてくれるだろうと思っていた。そうしたら「川原の方に埋めてくれよ」と言ったので、これはどんな親不孝であっても遺言は聞いてあげなければと考えたわけだよ。そうして、遺言通りにしてあげようと川原の側に墓を造ってそこに埋めたそうだ。(葬ったそうだ)そうしたら、今度は大雨が降って川が溢れたら親は流されないかと心配していた。そして雨降り前になると「もう大変、大雨が降るから私の親は流されるね」と言って雨降り前になると鳴いていたそうだ。
全体の記録時間数 2:04
物語の時間数 2:04
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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