マジムンを見た話(方言)

概要

幽霊の話というのは、簡単だけどこういうことだよ。例えばその人は非常に魚釣りが好きで、そしてずっと東の川というと家も無い山の中で非常に寂しい所だった。そこに魚を釣りに行ったら、一晩、二番とも魚がよく釣れたのでここはとてもいい所だといって、三日目まで続けて行った。 そしてその人が魚を釣る川(池)に影が二つ写っていたらしいよ側にね。「珍しいね、何で私一人しか居ないのに影が二つ写るともあるかな」と辺りを見ても誰も居なかった。 そうするうちに魚もまったく来なくなり、今日は駄目だと家に帰って行った。そしてまた翌日どうなっているか行ってみると、またも影が二つ現れたので、「これはおかしい、私の邪魔をしているね」といって、その人が強盗から取った短刀はいつも持ち歩いていたので、立ってすぐに辺りをその短刀で振り回して「お前は私を馬鹿にしているのか、お前達に騙される人間ではないよ」と言った。そして家に帰って行き、またどうなっているかと翌日魚を釣りに行ったら影は一つになっていたそうです。 そうしたから、「やっぱりこれは幽霊(マジムン)だったのかね」と自分で勘づいたようだね。その人は昔から霊感の強い人で、幽霊を見る人といって評判があったようだ。それでそんな話があったよ。

再生時間:2:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O375061
CD番号 47O37C216
決定題名 マジムンを見た話(方言)
話者がつけた題名 マジムンを見た話
話者名 西平宗仙
話者名かな ひしひらそうせん
生年月日 19080520
性別
出身地 沖縄県読谷村比謝
記録日 19770225
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第1班
元テープ番号 読谷村比謝T01A07
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 30
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 幽霊,魚釣りが好き,東の川,影が二つ,霊感の強い人
梗概(こうがい) 幽霊の話というのは、簡単だけどこういうことだよ。例えばその人は非常に魚釣りが好きで、そしてずっと東の川というと家も無い山の中で非常に寂しい所だった。そこに魚を釣りに行ったら、一晩、二番とも魚がよく釣れたのでここはとてもいい所だといって、三日目まで続けて行った。 そしてその人が魚を釣る川(池)に影が二つ写っていたらしいよ側にね。「珍しいね、何で私一人しか居ないのに影が二つ写るともあるかな」と辺りを見ても誰も居なかった。 そうするうちに魚もまったく来なくなり、今日は駄目だと家に帰って行った。そしてまた翌日どうなっているか行ってみると、またも影が二つ現れたので、「これはおかしい、私の邪魔をしているね」といって、その人が強盗から取った短刀はいつも持ち歩いていたので、立ってすぐに辺りをその短刀で振り回して「お前は私を馬鹿にしているのか、お前達に騙される人間ではないよ」と言った。そして家に帰って行き、またどうなっているかと翌日魚を釣りに行ったら影は一つになっていたそうです。 そうしたから、「やっぱりこれは幽霊(マジムン)だったのかね」と自分で勘づいたようだね。その人は昔から霊感の強い人で、幽霊を見る人といって評判があったようだ。それでそんな話があったよ。
全体の記録時間数 2:22
物語の時間数 2:22
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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