
猿が赤尻になったという話は、とても大金持ちの家と貧乏者の家があったが。そこにいらっしゃった人は御神であったが、御神ではないふりして、貧乏人の家に行ってそこでは泊めてもらった。金持ちの家に行ったら金持ちは「だめだタンメー」と戻された。それから貧乏者は、御神が「何が欲しいか」と聞いたので言ったら「私達は命が欲しい」と言った。「そうなのか、あの年の晩に風呂を沸かしなさい」と言われ風呂を沸かしたら、その年寄りとしよりのタンメーたちは二人若返って若くなって。また隣近所の金持ちはそれを見て羨ましく思って「私達も風呂を沸かして浴びせてください」と言うと、「それでは風呂を沸かしなさい」と風呂を沸かして、一人一人浴びたらみんなイチムシになって、猿になる人もいれば、猫になる人もいて、それから犬になる人もいた。そしたら山に登ったり、天井に上がってネズミになる人もいた。そこでみんな散り散りばらばらになった。また猿はどうして赤尻になったかというと、ここ金持ちの家は貧乏者が入って。ここは私達の家であるといってね、いつも門に座ったりしたので、また神様が「あのマルイサーを火に強くやいて門に置いておきなさい」と言ったので、それでそこに座ったので、その時尻が焼けて赤尻になったという話である、猿は。赤尻になったという話である、猿が。
| レコード番号 | 47O374917 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C211 |
| 決定題名 | 猿長者(方言) |
| 話者がつけた題名 | 猿の尻はなぜ赤い |
| 話者名 | 大湾三郎 |
| 話者名かな | おおわんさぶろう |
| 生年月日 | 18900119 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村渡具知 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第4班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡具知T02B02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P36 |
| キーワード | 猿,赤尻,大金持ち,貧乏者,御神,命が欲しい,年の晩,風呂,二人若返った,猿,猫,犬,ネズミ,マルイサー,赤尻 |
| 梗概(こうがい) | 猿が赤尻になったという話は、とても大金持ちの家と貧乏者の家があったが。そこにいらっしゃった人は御神であったが、御神ではないふりして、貧乏人の家に行ってそこでは泊めてもらった。金持ちの家に行ったら金持ちは「だめだタンメー」と戻された。それから貧乏者は、御神が「何が欲しいか」と聞いたので言ったら「私達は命が欲しい」と言った。「そうなのか、あの年の晩に風呂を沸かしなさい」と言われ風呂を沸かしたら、その年寄りとしよりのタンメーたちは二人若返って若くなって。また隣近所の金持ちはそれを見て羨ましく思って「私達も風呂を沸かして浴びせてください」と言うと、「それでは風呂を沸かしなさい」と風呂を沸かして、一人一人浴びたらみんなイチムシになって、猿になる人もいれば、猫になる人もいて、それから犬になる人もいた。そしたら山に登ったり、天井に上がってネズミになる人もいた。そこでみんな散り散りばらばらになった。また猿はどうして赤尻になったかというと、ここ金持ちの家は貧乏者が入って。ここは私達の家であるといってね、いつも門に座ったりしたので、また神様が「あのマルイサーを火に強くやいて門に置いておきなさい」と言ったので、それでそこに座ったので、その時尻が焼けて赤尻になったという話である、猿は。赤尻になったという話である、猿が。 |
| 全体の記録時間数 | 1:52 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |