
昔、那覇に唐旅するマキシウスメーという人が居たというがね。このマキシウスメーは武士だったって。武士なので、唐の武士達がマキシウスメーに「おまえは、唐船の柱に登りなさい」と言って登らせた。「天を見なさい」と言われて天を見たら、「下を見なさい」と言われて下を見たら落ちてしまった。すると落ちると同時に、これはわざとではないが縄に引っ掛かかってね、逆になって降りてきたので、その時は本当に沖縄の武士だねーと。それで武士と信じてね。それから「マキシウスメーは武士なので、私達と戦ってみよう」とした。このマキシウスメーは戦わない闘わないうちに、寝ている時に家の壁を石を投げて穴を開けた。「何かなー」と唐の人が出てみたら、壁にこぶしを突っ込んでいた。それで、その人を見て竦んでね。そこで、もうこの人はこのような壁を手で割る人には勝てないと、唐の人は詫びをしたという話。
| レコード番号 | 47O374908 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C211 |
| 決定題名 | 牧志ウスメーの話(方言) |
| 話者がつけた題名 | 牧志ウスメーの話 |
| 話者名 | 大湾三郎 |
| 話者名かな | おおわんさぶろう |
| 生年月日 | 18900119 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村渡具知 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第4班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡具知T02A09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集15渡具知・比謝・比謝矼の民話 P84 |
| キーワード | 牧志ウスメー,武士,那覇,唐旅,唐の武士達,唐船の柱の上 |
| 梗概(こうがい) | 昔、那覇に唐旅するマキシウスメーという人が居たというがね。このマキシウスメーは武士だったって。武士なので、唐の武士達がマキシウスメーに「おまえは、唐船の柱に登りなさい」と言って登らせた。「天を見なさい」と言われて天を見たら、「下を見なさい」と言われて下を見たら落ちてしまった。すると落ちると同時に、これはわざとではないが縄に引っ掛かかってね、逆になって降りてきたので、その時は本当に沖縄の武士だねーと。それで武士と信じてね。それから「マキシウスメーは武士なので、私達と戦ってみよう」とした。このマキシウスメーは戦わない闘わないうちに、寝ている時に家の壁を石を投げて穴を開けた。「何かなー」と唐の人が出てみたら、壁にこぶしを突っ込んでいた。それで、その人を見て竦んでね。そこで、もうこの人はこのような壁を手で割る人には勝てないと、唐の人は詫びをしたという話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:58 |
| 物語の時間数 | 1:58 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |