
クージ(今で言えば県庁)のそばに、一人の老人が住んでいた。その老人は61の祝いに、隣組の人達から記念品として六尺のふんどしをもらった。喜んだおじいさんは、さっそくそのふんどしを着た。おじいさんは、洗濯するときっといたむだろうと考え、そのまま着けておくことにした。長い間着けていると、このふんどしは物知りになって、天気を予告するようになった。この予告が、あまりにもよくあたるので、多くの人達がおじいさんの所へ天気を聞きに来た。そのことを聞いたクージの王様が、おじいさんを呼び寄せた。おじいさんはクージに行くと、着ているもの、すべてを取り変えさせられてしまった。しかし、六尺のふんどしだけは、大切に箱にしまっておいた。ある日、王様が明日の天気はどうなるのかとおじいさんに尋ねたので、おじいさんは、急いでしまってあるふんどしを取り出した。洗ったことのないふんどしには、白いカビが生えていたので、おじいさんは王様に「明日は雪です」と答えた。王様は沖縄にも雪が降るかといって怒り、答えが合わなくなったおじいさんは、もとの所へ帰されてしまった。
| レコード番号 | 47O374548 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C196 |
| 決定題名 | 六尺ふんどし(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山城幸成 |
| 話者名かな | やましろこうせい |
| 生年月日 | 19150805 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19770225 |
| 記録者の所属組織 | 読谷民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大湾T02B01 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集14 大湾・古堅の民話P57 |
| キーワード | クージ,老人,は61の祝い,記念品,六尺のふんどし,洗濯,そのまま着けた,物知り,天気を予告,クージの王様,大切に箱,白いカビ,明日は雪 |
| 梗概(こうがい) | クージ(今で言えば県庁)のそばに、一人の老人が住んでいた。その老人は61の祝いに、隣組の人達から記念品として六尺のふんどしをもらった。喜んだおじいさんは、さっそくそのふんどしを着た。おじいさんは、洗濯するときっといたむだろうと考え、そのまま着けておくことにした。長い間着けていると、このふんどしは物知りになって、天気を予告するようになった。この予告が、あまりにもよくあたるので、多くの人達がおじいさんの所へ天気を聞きに来た。そのことを聞いたクージの王様が、おじいさんを呼び寄せた。おじいさんはクージに行くと、着ているもの、すべてを取り変えさせられてしまった。しかし、六尺のふんどしだけは、大切に箱にしまっておいた。ある日、王様が明日の天気はどうなるのかとおじいさんに尋ねたので、おじいさんは、急いでしまってあるふんどしを取り出した。洗ったことのないふんどしには、白いカビが生えていたので、おじいさんは王様に「明日は雪です」と答えた。王様は沖縄にも雪が降るかといって怒り、答えが合わなくなったおじいさんは、もとの所へ帰されてしまった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:38 |
| 物語の時間数 | 4:38 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |