
名護親方はたいそう誠な人だった。具志頭親方はそうではない。並松というと、もう四百五十年くらい前だね。三百五十年という話をしていたから。首里親国の王様、役人から、現在の五十八号線(沿いに)那覇から山原まで、ずっと松を植えなさいと言われた。名護親方は誠な人だったので六月だが、植えていったそうだ。具志頭親方はまた、植えても枯れるのにと。名護親方は松の苗を取ってきて、具志頭親方は、松の枝を折って植えたそうだ。そこで、具志頭親方にどうしてかと聞くと、「どうせ、今植えても枯れるのだから同じことさ。松は師走、十二月に植えるものだ。」と。それで、松は十二月に植えない限り枯れるというのはその道理である。そうして、十二月に並松を植えたとね。名護親方はとても誠な人で、首里に言われた通り、枯れるのは分かっていたが、植えたそうだね。私はそのように聞いた。
| レコード番号 | 47O374466 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C193 |
| 決定題名 | 名護親方と具志頭親方(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名嘉真光子 |
| 話者名かな | なかまみつこ |
| 生年月日 | 19050504 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長田 |
| 記録日 | 19950121 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村長田T04A09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P337 |
| キーワード | 名護親方,誠な人,具志頭親方,並松,首里親国の王様,役人,那覇から山原まで,六月,枯れる,名護親方は松の苗,具志頭親方は松の枝を折って植えた,十二月に植えるもの |
| 梗概(こうがい) | 名護親方はたいそう誠な人だった。具志頭親方はそうではない。並松というと、もう四百五十年くらい前だね。三百五十年という話をしていたから。首里親国の王様、役人から、現在の五十八号線(沿いに)那覇から山原まで、ずっと松を植えなさいと言われた。名護親方は誠な人だったので六月だが、植えていったそうだ。具志頭親方はまた、植えても枯れるのにと。名護親方は松の苗を取ってきて、具志頭親方は、松の枝を折って植えたそうだ。そこで、具志頭親方にどうしてかと聞くと、「どうせ、今植えても枯れるのだから同じことさ。松は師走、十二月に植えるものだ。」と。それで、松は十二月に植えない限り枯れるというのはその道理である。そうして、十二月に並松を植えたとね。名護親方はとても誠な人で、首里に言われた通り、枯れるのは分かっていたが、植えたそうだね。私はそのように聞いた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:29 |
| 物語の時間数 | 1:29 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |