
猫は長らく養ったら化けるという話を聞いたんです。あれは昔はな、もう猫を年を取って放す時には、昔は一厘銭があったでしょう。ミーヌチャー。それを三百(さんばく)といって、あのう六厘。それを首にかけて放したそうですよ。そんな話を聞いたんです。養ったら主(ぬーし)取るといってなあ。こっちの主人に何かあったそうです。昔から放す時には、「もうお前はこの金をくれたから、こっちに来ないように。」、そんな話。昔、牧原(まきばる)と屋良とは、川(かーら)を、比謝川を隔ててですな、あっちに拝みに行って。この前、もう牧原にハツミ川といってあったのですが。この猫はもう年を取っているから、あのう屋良ウグヮンに、ウグヮンといってあるってよ、今。どっちもウグヮン。そっちへ持って行って放したわけ。持って行って、人に持たせて放したら、すぐに来ておったそうですよ。大きな川ですがな。そっちから。それから、またそっちのお婆が「ああ、これこうしてはいかん。」と言って、銭、その時の三百(さんばく)と言って六厘。それを首にかけてね、「もう、お前はこっちの者ではないから帰れ。」と言って。その時から帰って来なかったという話を聞いておったんですよ。
| レコード番号 | 47O374356 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C189 |
| 決定題名 | 猫化け(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲程亀 |
| 話者名かな | なかほどかめ |
| 生年月日 | 18951010 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村牧原 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村牧原T02A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P240 |
| キーワード | 猫,化ける,一厘銭,ミーヌチャー,六厘,首にかけて放した,養ったら主取る,屋良,比謝川,拝み,牧原にハツミ川,屋良ウグヮン |
| 梗概(こうがい) | 猫は長らく養ったら化けるという話を聞いたんです。あれは昔はな、もう猫を年を取って放す時には、昔は一厘銭があったでしょう。ミーヌチャー。それを三百(さんばく)といって、あのう六厘。それを首にかけて放したそうですよ。そんな話を聞いたんです。養ったら主(ぬーし)取るといってなあ。こっちの主人に何かあったそうです。昔から放す時には、「もうお前はこの金をくれたから、こっちに来ないように。」、そんな話。昔、牧原(まきばる)と屋良とは、川(かーら)を、比謝川を隔ててですな、あっちに拝みに行って。この前、もう牧原にハツミ川といってあったのですが。この猫はもう年を取っているから、あのう屋良ウグヮンに、ウグヮンといってあるってよ、今。どっちもウグヮン。そっちへ持って行って放したわけ。持って行って、人に持たせて放したら、すぐに来ておったそうですよ。大きな川ですがな。そっちから。それから、またそっちのお婆が「ああ、これこうしてはいかん。」と言って、銭、その時の三百(さんばく)と言って六厘。それを首にかけてね、「もう、お前はこっちの者ではないから帰れ。」と言って。その時から帰って来なかったという話を聞いておったんですよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:19 |
| 物語の時間数 | 2:19 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |