
平生はもう、言わば継子だから、自分が生んだ実子とは弁当も分けて持たせていたようだね。実子には上等な弁当を持たせて、継子にはよくないのを持たせていた。ある時、今日に限って継子にご飯を持たせたって。実子には良くないのを持たせて、継子には上等を持たすわけさあ。そのようにして、実の子には良くないのを持たせたって。今日に限って継子の弁当は上等さあね。だから先生がそれを見て、「この弁当は食べるな。」と、継子に食べさせなかったそうだ。持って来た弁当は食べさせなかったって。また、実子にはよくないのを持たせてあるさあ。だからもう家に帰ってから一悶着あったようだね。継子は継母の真意は分かっているのだから、その弁当は食べずに犬にやったようだ。それとも魚か鯉。すると弁当を食べた鯉は全部死んだって。そういうふうなことだったらしいが、もう継子と実子を分け隔てて、継子を殺すつもりだったということさあ。毒を食べさせてね。それを先生が察したので(継子は)弁当を食べてないわけさあ。そうしてそれを犬とか鯉にやったら、犬(鯉や鳥)は死んでしまったって。そういうことだったって。それから継母は心も入れ替えて、継子にも良くするようになり、幸せに暮らしたという話を聞いたよ。
| レコード番号 | 47O374351 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C189 |
| 決定題名 | 継子話 毒入り弁当(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉長二 |
| 話者名かな | ひがちょうじ |
| 生年月日 | 18980527 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村牧原 |
| 記録日 | 19761219 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村牧原T01B11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P201 |
| キーワード | 継子,実子,弁当,実子には上等な弁当,継子にはよくないの,継子にご飯,犬にやった,魚か鯉。,全部死んだ,継母 |
| 梗概(こうがい) | 平生はもう、言わば継子だから、自分が生んだ実子とは弁当も分けて持たせていたようだね。実子には上等な弁当を持たせて、継子にはよくないのを持たせていた。ある時、今日に限って継子にご飯を持たせたって。実子には良くないのを持たせて、継子には上等を持たすわけさあ。そのようにして、実の子には良くないのを持たせたって。今日に限って継子の弁当は上等さあね。だから先生がそれを見て、「この弁当は食べるな。」と、継子に食べさせなかったそうだ。持って来た弁当は食べさせなかったって。また、実子にはよくないのを持たせてあるさあ。だからもう家に帰ってから一悶着あったようだね。継子は継母の真意は分かっているのだから、その弁当は食べずに犬にやったようだ。それとも魚か鯉。すると弁当を食べた鯉は全部死んだって。そういうふうなことだったらしいが、もう継子と実子を分け隔てて、継子を殺すつもりだったということさあ。毒を食べさせてね。それを先生が察したので(継子は)弁当を食べてないわけさあ。そうしてそれを犬とか鯉にやったら、犬(鯉や鳥)は死んでしまったって。そういうことだったって。それから継母は心も入れ替えて、継子にも良くするようになり、幸せに暮らしたという話を聞いたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:30 |
| 物語の時間数 | 1:30 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |