
私の義姉は具志川市天願の前にある津堅原の、ガニクという所の娘であった。私の姉さんというのは長兄の妻さあ。その義姉の話で、天願の前にドゥーシ坂というのがあった。それを前にした場所に家はあったが、何という屋号だったのかな。そこの兄さんか誰かだったと思うのだが。その人がキジムナーと友達になって、いつも海に連れて行かれていたそうだ。すると何の難儀をすることもなく、いつもたくさんの魚を持たされたって。必ず魚を持って来たって。その話は本当のようだよ。その人はキジムナーにそういうふうにされてね。何も難儀をすることもなく、それから海面から歩いても、足を濡らすこともなかったというから、大変なことだよ。そういう話は本当だったかなとも思うのだが。その人の屋号は分からないんだがね。そういうふうに長い間、もう夜になるとキジムナーに連れられて、海に行っていたらしい。そうしているうちには、キジムナーはおぶわれていようが、どうしていようが、屁をすると置き去りにしてしまうという話だった。これを聞いて、もうキジムナーに嫌われた方が良いと思ったんでしょうね。毎日のように連れて行かれてはたまったものじゃないと。それで、海に連れて行かれた時に、屁をしてしまったとか言っていたな。その時から置き去りにされてしまって、キジムナーは来なくなったそうだよ。
| レコード番号 | 47O374346 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C189 |
| 決定題名 | キジムナー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 勢理客宗武 |
| 話者名かな | せりきゃくそうぶ |
| 生年月日 | 18931003 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村牧原 |
| 記録日 | 19761219 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村牧原T01B06 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 30 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P186 |
| キーワード | 義姉,具志川市天願の前にある津堅原,ガニク,長兄の妻,天願の前にドゥーシ坂,キジムナーと友達,海,魚,屁 |
| 梗概(こうがい) | 私の義姉は具志川市天願の前にある津堅原の、ガニクという所の娘であった。私の姉さんというのは長兄の妻さあ。その義姉の話で、天願の前にドゥーシ坂というのがあった。それを前にした場所に家はあったが、何という屋号だったのかな。そこの兄さんか誰かだったと思うのだが。その人がキジムナーと友達になって、いつも海に連れて行かれていたそうだ。すると何の難儀をすることもなく、いつもたくさんの魚を持たされたって。必ず魚を持って来たって。その話は本当のようだよ。その人はキジムナーにそういうふうにされてね。何も難儀をすることもなく、それから海面から歩いても、足を濡らすこともなかったというから、大変なことだよ。そういう話は本当だったかなとも思うのだが。その人の屋号は分からないんだがね。そういうふうに長い間、もう夜になるとキジムナーに連れられて、海に行っていたらしい。そうしているうちには、キジムナーはおぶわれていようが、どうしていようが、屁をすると置き去りにしてしまうという話だった。これを聞いて、もうキジムナーに嫌われた方が良いと思ったんでしょうね。毎日のように連れて行かれてはたまったものじゃないと。それで、海に連れて行かれた時に、屁をしてしまったとか言っていたな。その時から置き去りにされてしまって、キジムナーは来なくなったそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:52 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |