
昔、ある所にもう、百姓の娘なんだが、大変美人の娘がいたらしいが。首里の方の目にかなって、そこの嫁にしようということになったって。そうして見初められて、嫁になっていくことになったそうです。この美人はマージューという名であったが、ひとつは癖があったようだ。その癖というのは何かといえば、おならね、おならをする癖があったって。もういつもプップップーとおならばかり出して、首里に嫁に行ってから捨てられたりしたらいけないからね。「マージューよー、あなたは親が言ったのを覚えているね。おならが出そうになったら、この踵、足の踵を(お尻に)あてなさいよ、マージュー。踵だよ、マージュー。」と言ったら、「覚えています。お母さん。」と。そういうことで、その娘はもう大変な美人であったので、首里の大金持ちの嫁になったって。その時から、女は気をつけたので、たいそう良い所の嫁になったという話です。これはやっぱし、昔は美人であっても、田舎と侍とは釣り合わないということで、私の親がそういうふうに言ったと思います。
| レコード番号 | 47O374318 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C187 |
| 決定題名 | 屁ひり嫁(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城ヤス |
| 話者名かな | みやぎやす |
| 生年月日 | 19110425 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大木T05A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P129 |
| キーワード | 百姓の娘,大変美人,首里,嫁,マージュー,おならをする癖,足の踵 |
| 梗概(こうがい) | 昔、ある所にもう、百姓の娘なんだが、大変美人の娘がいたらしいが。首里の方の目にかなって、そこの嫁にしようということになったって。そうして見初められて、嫁になっていくことになったそうです。この美人はマージューという名であったが、ひとつは癖があったようだ。その癖というのは何かといえば、おならね、おならをする癖があったって。もういつもプップップーとおならばかり出して、首里に嫁に行ってから捨てられたりしたらいけないからね。「マージューよー、あなたは親が言ったのを覚えているね。おならが出そうになったら、この踵、足の踵を(お尻に)あてなさいよ、マージュー。踵だよ、マージュー。」と言ったら、「覚えています。お母さん。」と。そういうことで、その娘はもう大変な美人であったので、首里の大金持ちの嫁になったって。その時から、女は気をつけたので、たいそう良い所の嫁になったという話です。これはやっぱし、昔は美人であっても、田舎と侍とは釣り合わないということで、私の親がそういうふうに言ったと思います。 |
| 全体の記録時間数 | 1:02 |
| 物語の時間数 | 1:02 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |