
田草を取りに行かせたらしいが、今度は田草を取りに行かせてね。その人に弟がいたらしいが、食事時になったので弟に弁当を持って行かせたそうだ。すると、「珍しいこともあるものだなあ。今日はお母さんが弁当を持たせてあるが。」と、思っていたって。弟とはしめし合わせてあったのか、また満腹させてから行かせたのか。「それには毒が入っているので食べるなよ。」と母親が弟に言ったら、兄弟だからいくら何でもそう言うはずだが。だけど、それが様子が変であるわけさ。田草を取りに行っているのは継子さあね。また、弁当を持ってきたのは弟さ。二人はお父さんは同じなんだが、お母さんが違うわけさあね。田草を取りに行っている人のお母さんはいなかったわけさあ。それは後妻がしでかしたことであって、継母だからね。継子が弁当を木に下げていたら、烏が開けて食べてあったって。ああ、烏は大変だよ。風呂敷を結んであるのを、こういうふうに外してね。烏は物知りだからね。そうして、弁当を食べてパタパタと死んでしまった。継子は一生懸命田草を取っていて、烏が弁当を食べるのは見なかったのか、「食べよう。」と行ってみたらもう全部なくなっていたって。おなかがすいて家に帰って行ったようだが、それを食べていたら、今日にはもう死んでいたでしょうね。家に帰ったら、そこで継母と弁当を食べていないということで喧嘩した。生きて帰って来たということで。だから継母は悪心で、大変だということだよ。継母が持たせた弁当を食べれば死んでいるものが、生きて帰って来たので、そこで喧嘩してしまった。これは珍しいことに烏が食っていたということだよ。
| レコード番号 | 47O374296 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C186 |
| 決定題名 | 継子話 カラスと弁当(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲栄真三良 |
| 話者名かな | なかえまさんだ |
| 生年月日 | 18940720 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大湾 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大木T04A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P97 |
| キーワード | 田草,食事時,弟に弁当,毒,母親が弟に言った,継子,後妻,烏は物知り |
| 梗概(こうがい) | 田草を取りに行かせたらしいが、今度は田草を取りに行かせてね。その人に弟がいたらしいが、食事時になったので弟に弁当を持って行かせたそうだ。すると、「珍しいこともあるものだなあ。今日はお母さんが弁当を持たせてあるが。」と、思っていたって。弟とはしめし合わせてあったのか、また満腹させてから行かせたのか。「それには毒が入っているので食べるなよ。」と母親が弟に言ったら、兄弟だからいくら何でもそう言うはずだが。だけど、それが様子が変であるわけさ。田草を取りに行っているのは継子さあね。また、弁当を持ってきたのは弟さ。二人はお父さんは同じなんだが、お母さんが違うわけさあね。田草を取りに行っている人のお母さんはいなかったわけさあ。それは後妻がしでかしたことであって、継母だからね。継子が弁当を木に下げていたら、烏が開けて食べてあったって。ああ、烏は大変だよ。風呂敷を結んであるのを、こういうふうに外してね。烏は物知りだからね。そうして、弁当を食べてパタパタと死んでしまった。継子は一生懸命田草を取っていて、烏が弁当を食べるのは見なかったのか、「食べよう。」と行ってみたらもう全部なくなっていたって。おなかがすいて家に帰って行ったようだが、それを食べていたら、今日にはもう死んでいたでしょうね。家に帰ったら、そこで継母と弁当を食べていないということで喧嘩した。生きて帰って来たということで。だから継母は悪心で、大変だということだよ。継母が持たせた弁当を食べれば死んでいるものが、生きて帰って来たので、そこで喧嘩してしまった。これは珍しいことに烏が食っていたということだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:34 |
| 物語の時間数 | 2:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |