
夜が更けても、嫁がお婆さんに肉を炊いてあげなかったのでね。もう欲しくて、生肉を食べたらしい。食べようとしたら、「おい、お婆さん、あなたは。」と、嫁がヒジチで突いたらしい。するとお婆さんは猫になったんだって。それから夫が帰って来て、そのお婆さんがは長男になるから、「だー、お婆さんは。」と聞いたら、「私は布を織るって慌てているのに、布を織ってから肉を煮て差し上げるつもりなのに。生肉を食べようとしたので、私がヒジチで突いたら猫になっていなくなってしまったよ。」と答えた。「何だと。」、「そのヒジチを出しなさい、お前も突いてやろう。」と、夫が妻を突いたら、鼠になってピリピリピリと鳴きながら天井に上がって行ったとか。それで、昔から嫁と姑は仲が悪くて、猫と鼠みたいだってさ。その話だったと思うよ。大晦日には「嫁のウトゥー、夕飯だよ(注 )。」と言って、四隅の角に鼠のために御飯粒を置いて、猫になった母親と長男は一緒に正月もして、肉やら何やら猫に食べさせたというような話を聞いたよ。
| レコード番号 | 47O374280 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C186 |
| 決定題名 | 嫁と姑(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 長嶺ウシ |
| 話者名かな | ながみねうし |
| 生年月日 | 19000105 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村大木 |
| 記録日 | 19761219 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団 |
| 元テープ番号 | 読谷村大木T03B12 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 老人会等の集会の場や祖父から聞かされたこと、芝居で見た話し等を覚えている。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集13 大木・長田・牧原の民話P68 |
| キーワード | 嫁,お婆さん,肉を炊いてあげなかった,生肉を食べた,嫁,ヒジチで突いた,猫,夫,夫が妻を突いた,鼠,天井,嫁と姑は仲が悪い,猫と鼠みたい,大晦日,嫁のウトゥー,夕飯 |
| 梗概(こうがい) | 夜が更けても、嫁がお婆さんに肉を炊いてあげなかったのでね。もう欲しくて、生肉を食べたらしい。食べようとしたら、「おい、お婆さん、あなたは。」と、嫁がヒジチで突いたらしい。するとお婆さんは猫になったんだって。それから夫が帰って来て、そのお婆さんがは長男になるから、「だー、お婆さんは。」と聞いたら、「私は布を織るって慌てているのに、布を織ってから肉を煮て差し上げるつもりなのに。生肉を食べようとしたので、私がヒジチで突いたら猫になっていなくなってしまったよ。」と答えた。「何だと。」、「そのヒジチを出しなさい、お前も突いてやろう。」と、夫が妻を突いたら、鼠になってピリピリピリと鳴きながら天井に上がって行ったとか。それで、昔から嫁と姑は仲が悪くて、猫と鼠みたいだってさ。その話だったと思うよ。大晦日には「嫁のウトゥー、夕飯だよ(注 )。」と言って、四隅の角に鼠のために御飯粒を置いて、猫になった母親と長男は一緒に正月もして、肉やら何やら猫に食べさせたというような話を聞いたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:14 |
| 物語の時間数 | 1:14 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |